Oracle® Solaris 11.2 国際化対応言語環境の利用ガイド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

エンコーディング自動検出 (auto_ef)

Oracle Solaris には、auto_ef(1) という、ファイルのエンコーディングを識別するためのコマンド行ユーティリティーが含まれています。auto_ef は、iconv コード変換を使用してエンコーディングを判定し、ファイルに対して特定のコード変換が成功したかどうかを判断します。これは、ファイル内に出現する文字シーケンスの頻度分析も行います。例:

$ auto_ef test_file
eucJP

-a オプションを使用すると、指定されたファイルに可能なすべてのエンコーディングが表示されます。

$ auto_ef -a test_file
eucJP           0.89
zh_CN.euc       0.40
ko_KR.euc       0.01

システムに auto_ef を追加するには、text/auto_ef パッケージをインストールします。詳細は、auto_ef(1) のマニュアルページを参照してください。