Oracle Solaris には、auto_ef(1) という、ファイルのエンコーディングを識別するためのコマンド行ユーティリティーが含まれています。auto_ef は、iconv コード変換を使用してエンコーディングを判定し、ファイルに対して特定のコード変換が成功したかどうかを判断します。これは、ファイル内に出現する文字シーケンスの頻度分析も行います。例:
$ auto_ef test_file eucJP
-a オプションを使用すると、指定されたファイルに可能なすべてのエンコーディングが表示されます。
$ auto_ef -a test_file eucJP 0.89 zh_CN.euc 0.40 ko_KR.euc 0.01
システムに auto_ef を追加するには、text/auto_ef パッケージをインストールします。詳細は、auto_ef(1) のマニュアルページを参照してください。