ここでは、2 つの信頼できる呼び出し元に、CHAP 資格を設定する方法について説明します。この手順では、システム管理者が、信頼できる呼び出し元のダイアルアウトマシンで CHAP 資格を作成することを前提にしています。
詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
CHAP 認証による構成例の CHAP 構成のサンプルでは、信頼できる呼び出し元 account1 がダイアルアウトマシンを所有しています。
このリリースに含まれている /etc/ppp/chap-secrets ファイルには、役に立つ情報が含まれていますが、オプションについては触れていません。次のオプションを既存の /etc/ppp/chap-secrets ファイルに追加できます。
account1 CallServe key123 *
CallServe は、account1 がアクセスを試みているピアの名前です。key123 は、account1 と CallServer 間でのリンクに使用する CHAP シークレットです。
詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
呼び出し元 account2 がこのマシンを所有しているとします。
account2 CallServe key456 *
account2 に、シークレット key456 が、ピア CallServe への接続に使用する CHAP 資格として設定されます。
関連項目
関連情報の参照先は次のとおりです。