このセクションでは、PPP 構成について説明します。また、このガイドで使用する用語についても説明します。
Solaris PPP 4.0 はさまざまな構成をサポートします。
スイッチ型のアクセス構成 (ダイアルアップ)
固定型の構成 (専用回線)
図 1-1 PPP リンクの構成要素
上図は、基本的な PPP リンクを示しています。リンクの構成要素は、次のようになります。
通常、ピアと呼ばれ、物理的に互いに離れた場所に配置されている 2 つのマシンです。ピアは、サイトの要件によってパーソナルコンピュータ、エンジニアリングワークステーション、大規模サーバー、商用ルーターなどが考えられます。
各ピアに対するシリアルインタフェース。Oracle Solaris マシンのインタフェースは、構成する PPP が非同期か同期かによって、cua、hihp などが考えられます。
シリアルケーブル、モデム接続などの物理リンク、またはネットワークプロバイダが提供する T1 回線や T3 回線などの専用回線です。