専用回線リンクを設定する前に
会社がネットワークプロバイダから専用回線リンクをレンタルしている場合は、リンクの自分側の端だけにシステムを構成します。リンクのもう一方の端にあるピアは、別の管理者が維持しています。この管理者は、会社から離れた場所にいるシステム管理者か、ISP 側のシステム管理者のどちらかです。
専用回線リンクに必要なハードウェア
一部のネットワークプロバイダでは、顧客宅内機器 (CPE) として、ルーター、同期インタフェース、および CSU/DSU が必要です。ただし、必要な機器は、プロバイダや国別の政府規制によって変わります。ネットワークプロバイダでは、必要な装置で専用回線と共に提供されないものは、それに関する情報を提供しています。
専用回線のために収集する情報
ローカルピアを構成する前に、次の表に示されている項目を調べておく必要があります。
表 2-4 専用回線リンクの計画 | |
インタフェースのデバイス名
| インタフェースカードのドキュメントを参照します。
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同期インタフェースカードの構成手順
| インタフェースカードのドキュメントを参照します。この情報は、HSI/S インタフェースを構成する場合に必要です。ほかのタイプのインタフェースカードでは、構成する必要がない場合があります。
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(任意) リモートピアの IP アドレス
| サービスプロバイダのドキュメントを参照するか、リモートピアのシステム管理者に問い合わせます。この情報は、2 つのピア間で IP アドレスがネゴシエートされない場合にだけ必要です。
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(任意) リモートピアの名前
| サービスプロバイダのドキュメントを参照するか、リモートピアのシステム管理者に問い合わせます。
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(任意) リンクの速度
| サービスプロバイダのドキュメントを参照するか、リモートピアのシステム管理者に問い合わせます。
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(任意) リモートピアで使用する圧縮
| サービスプロバイダのドキュメントを参照するか、または、リモートピアのシステム管理者に問い合わせます。
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