専用回線の設定 (タスクマップ)
専用回線リンクの設定は、ダイアルアップリンクのそれに比べて、比較的簡単です。ほとんどの場合、CSU/DSU、ダイアルサービス、または認証を構成する必要はありません。CSU/DSU の構成は複雑なので、これを構成する必要がある場合は、製造元のドキュメントを参照してください。
次の表のタスクマップでは、基本的な専用回線リンクの設定に必要なタスクについて説明しています。
注 - 専用回線の中には、対するピアのアドレスを「ダイアル」するために、CSU/DSU を必要とするものもあります。たとえば、SVC (Switched Virtual Circuit) や Switched 56 サービスを使用するフレームリレーなどがあります。
表 4-1 専用回線リンクの設定 (タスクマップ) | | |
1. 構成前の情報を収集します
| 接続の設定に必要な情報を収集する
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2. 専用回線への接続に使用するハードウェアを設定する
| CSU/DSU および同期インタフェースカードを取り付ける
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3. 必要に応じて、インタフェースカードを構成する
| 専用回線への接続を開始する際に使用するインタフェーススクリプトを構成する
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4. リモートピアに関する情報に基づいて構成する
| ローカルマシンとリモートピア間の通信方法を定義する
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5. 専用回線への接続を開始する
| 起動プロセスの一部として、PPP が専用回線を介して開始されるようにマシンを構成する
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