PPP オプションを定義する場所
次の表に、PPP 構成ファイルとコマンドを一覧表示します。
表 8-1 PPP 構成ファイルとコマンドのサマリー | | |
/etc/ppp/options
| たとえば、マシンがピアにピア自身の認証を要求するかどうかなど、システム上のすべての PPP リンクにデフォルトで適用される特性を含むファイル。このファイルがない場合、スーパーユーザー以外のユーザーは PPP の使用を禁止されます。
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/etc/ppp/options.ttyname
| シリアルポート ttyname 上のすべての通信の特性を記述するファイル。
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| 通常、ダイアルアウトマシンが接続するピアに関する情報を含むディレクトリ。このディレクトリ内のファイルは、pppd コマンドの call オプションで使用されます。
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| リモートピア peer-name の特性を含むファイル。通常、リモートピアの電話番号やピアとの接続をネゴシエートするための chat スクリプトなどの特性が含まれます。
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| パスワード認証プロトコル (PAP) の認証に必要なセキュリティー資格を含むファイル。
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| チャレンジハンドシェーク認証プロトコル (CHAP) の認証に必要なセキュリティー資格を含むファイル。
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| PPP ユーザーのホームディレクトリ内のファイル。ダイアルインサーバーでもっともよく使用されます。このファイルには、各ユーザーの構成に関する特定の情報が含まれます。
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| PPP リンクの開始および PPP リンクの特性の説明のためのコマンドとオプション。
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PPP ファイルの詳細については、pppd(1M) のマニュアルページを参照してください。pppd(1M) には、pppd で使用できるすべてのオプションに関する詳細な説明もあります。すべての PPP 構成ファイルのサンプルテンプレートは、/etc/ppp にあります。