conditional 依存関係には、predicate 属性と fmri 属性があります。predicate 属性の値に指定されたパッケージが、指定されたバージョン以上でシステムに存在する場合、conditional 依存関係は fmri 属性のパッケージへの require 依存関係として扱われます。predicate 属性で指定したパッケージがシステムに存在しないか、下位バージョンで存在する場合、conditional 依存関係は無視されます。
conditional 依存関係は、必須の基本パッケージがシステムに存在する場合にオプションの拡張機能をパッケージにインストールするためにもっともよく使用します。
たとえば、X11 バージョンと端末バージョンの両方を持つエディタパッケージは、X11 バージョンを別個のパッケージに入れ、必須の X クライアントライブラリパッケージが predicate として存在するテキストバージョンから X11 バージョンへの conditional 依存関係を含めることができます。
conditional 依存関係の例は次のとおりです。
depend type=conditional fmri=library/python-2/pycurl-26 \ predicate=runtime/python-26