Oracle® Solaris 11.2 デバイスドライバの記述

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更新: 2014 年 9 月
 
 

STREAMS デバイスドライバ用のエントリポイント

STREAMS は、文字ドライバを作成するための独立したプログラミングモデルです。端末やネットワークデバイスなど、データを非同期に受信するデバイスは、STREAMS の実装に適しています。STREAMS デバイスドライバは、ロードと自動構成 (Chapter 6, Driver Autoconfigurationを参照) をサポートする必要があります。STREAMS ドライバの作成方法については、STREAMS Programming Guide を参照してください。

次の表に、STREAMS デバイスドライバで使用できる追加のエントリポイントの一覧を示します。その他のエントリポイントについては、Entry Points Common to All DriversおよびEntry Points for Character Device Driversを参照してください。

表 1-4  STREAMS ドライバ用のエントリポイント
エントリポイント
用途
説明
説明を参照
ストリーム内のあるキューから次のキューへのメッセージの受け渡しを調整します。データを読み取るドライバの側を除き、必須です。追加情報: STREAMS Programming Guide
必須
キューに入っているメッセージを操作します。追加情報: STREAMS Programming Guide