Oracle® Solaris 11.2 デバイスドライバの記述

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更新: 2014 年 9 月
 
 

ハードウェア構成ファイルの記述

デバイスが自己識別型でない場合、カーネルで、そのデバイスのハードウェア構成ファイルが必要になる可能性があります。ドライバの名前が xx の場合、ドライバのハードウェア構成ファイルの名前は xx .conf にする必要があります。

x86 プラットフォームでは、ブートシステムによってデバイス情報が提供されるようになりました。非自己識別デバイスであっても、ハードウェア構成ファイルは不要となりました。

ハードウェア構成ファイルの詳細については、driver.conf(4) pseudo(4)sbus (4)、scsi_free_consistent_buf(9F)、およびupdate_drv(1M) のマニュアルページを参照してください。

ハードウェア構成ファイルでは任意のプロパティーを定義できます。構成ファイル内のエントリは、property= value という形式で、property はプロパティー名、value はプロパティーの初期値です。構成ファイルを使うアプローチでは、プロパティー値を変更することでデバイスの構成が可能です。