/usr/cluster/bin/cl_pnmd [-d [-t [tracefile]]]
cl_pnmd は、Public Network Management (PNM) モジュールのサーバーデーモンです。このデーモンが開始するのは通常、システムブート時です。このデーモンが起動すると、PNM サービスが開始されます。
in.mpathd(1M) デーモンは、ローカルホスト内のすべての IP ネットワークマルチパス (IPMP) グループに対してアダプタのテストとノード内フェイルオーバーを実行します。
cl_pnmd は、すべての IPMP グループ、トランクおよびデータリンクマルチパス (DLMP) リンクアグリゲーション、およびリンクアグリゲーションによって直接支持されている VNIC の状態を追跡します。
次のオプションがサポートされています。
stderr にデバッグメッセージを表示します。
–d オプションと併用することで、すべてのデバッグメッセージを tracefile にリダイレクトさせます。tracefile が省略されている場合は、/var/cluster/run/cl_pnmd.log が使用されます。
cl_pnmd は、デーモンであり、stdin、stdout、または stderr を使用して外部へ直接接続できません。すべての診断メッセージは、syslog(3C) を使用して記録されます。
cl_pnmd はスーパーユーザーモードで実行する必要があります。
生成されるデバッグメッセージは膨大な量になる可能性があるため、–t オプションを長期間使用することは避けてください。
cl_pnmd は、pnm 起動スクリプトにより開始されます。サービス管理機能がデーモンを起動および終了します。
SIGTERM シグナルを使用することで、cl_pnmd を正常に終了させることができます。同デーモンを終了させる場合、その他のシグナルは使用しないでください。
次の属性については、attributes(5) を参照してください。
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ifconfig(1M), in.mpathd(1M), in.dhcpd(1M), syslog(3C), attributes(5)