Oracle Solaris Cluster リファレンスマニュアル

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更新: 2015 年 9 月
 
 

clprivnet(7)

名前

clprivnet - SUNW,clprivnet Oracle Solaris Cluster プライベートネットワークドライバ

形式

/dev/clprivnet 

説明


注 - Oracle Solaris Cluster ソフトウェアには、オブジェクト指向のコマンドセットが含まれます。Oracle Solaris Cluster ソフトウェアは従来のコマンドセットもサポートしますが、Oracle Solaris Cluster の手順に関するドキュメントではオブジェクト指向のコマンドセットのみを使用します。オブジェクト指向のコマンドセットの詳細は、Intro(1CL) のマニュアルページを参照してください。

SUNW,clprivnet Oracle Solaris Cluster プライベートネットワークドライバは、STREAMS 擬似ドライバです。このドライバは、Oracle Solaris Clustrer プライベートネットワーク経由で通信を行なう標準型 Solaris インタフェースを使用する Oracle Solaris Cluster の常駐アプリケーションをサポートします。データトラフィックを全リンクから外すことで、プライベートネットワークの帯域幅を自在に活用し、可用性と耐障害性に優れた通信を実現します。

アプリケーションプログラミングインタフェース

このドライバは、文字型特殊デバイス /dev/clprivnet でサポートされ、Oracle Solaris Cluster の内部処理と Solaris の標準ネットワークユーティリティーで使用されます。このデバイスインターフェースは、一般的なアプリケーション通信に直接使用しないでください。

管理

Oracle Solaris Cluster の内部インフラストラクチャーは、ドライバをインターネットインタフェースとして完全に管理、構成します。

ファイル

/dev/clprivnet

clprivnet 文字型特殊デバイス

/usr/kernel/drv/clprivnet.conf

システム全体のデフォルトのデバイスドライバプロパティー