cc [flags…] –I /usr/cluster/include file –L /usr/cluster/lib –l dsdev#include <rgm/libdsdev.h> scha_err_t scds_simple_net_probe(scds_handle_t handle, scds_netaddr_t addr, time_t timeout, scds_fmsock_status_t *status, int count);
scds_simple_net_probe() 関数は、scds_fm_net_connect(3HA) および scds_fm_net_disconnect(3HA) のラッパー関数です。複数のマッピングを持つホストの場合、scds_simple_net_probe() は、指定された hostname について IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方を処理します。
scds_get_netaddr_list(3HA) を使用して、リソースのネットワークアドレスのリストを取得できます。
IPv4 の場合、接続または切断のステータスは scds_fmsock_status_t 配列の 1 番目のメンバーに格納されます。IPv6 ターゲットとの接続または切断のステータスは 2 番目のメンバーに格納されます。この関数に指定された hostname に IPv4 または IPv6 マッピングが含まれていない場合、対応するステータスは SCDS_FMSOCK_NA に設定されます。
次のパラメータがサポートされます。
scds_initialize(3HA) から返されるハンドルです。
プロセスが待機する場所を指定する hostname、TCP ポート番号、およびプロトコル識別子です。
接続が成功するまで待機するタイムアウト値 (秒)。各ソケット (IPv4 または IPv6) は同じ時間をタイムアウトとして使用します。また、これらのタイムアウトは並行に進行します。
メンバー SCDS_MAX_IPADDR_TYPES から構成される型 scds_fmsock_status_t の配列です。配列の各メンバーはステータスを保持します。このパラメータは、この関数が設定する出力引数です。
socklist 配列のメンバー数です。このパラメータは SCDS_MAX_IPADDR_TYPES に設定します。
scds_simple_net_probe() 関数の戻り値は次のとおりです。
関数の実行に成功。
この関数は無効なパラメータを使用して呼び出されました。
タイムアウトや接続の拒否などのため、少なくとも 1 つの接続操作が失敗しました。正確なエラーを判定するには、socklist 配列のすべてのメンバーのうち、SCDS_FMSOCK_ERR に設定されているものの err フィールドを調べます。
少なくとも 1 つの接続操作または切断操作が失敗しました。障害が発生したのが IPv4 ターゲット、IPv6 ターゲット、あるいは両方であるのかを判断するには、scds_fmsock_status_t 配列を調査します。
関数が正常に終了。
関数の実行中に内部エラーが発生したことを示します。
サーバーが接続要求を拒否したことを示します。
接続要求がタイムアウトしたことを示します。
インクルードファイル
ライブラリ
次の属性については、attributes(5) を参照してください。
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scds_fm_net_connect(3HA), scds_fm_net_disconnect(3HA), scds_get_netaddr_list(3HA), scds_initialize(3HA), scds_simple_probe(3HA), scha_calls(3HA), attributes(5)