Oracle System Assistant を使用した RAID の構成
オペレーティングシステム (OS) をインストールする前に、その OS 用に少なくとも 1 つのブート可能な RAID ボリュームを作成する必要があります。ストレージドライブに内蔵 Sun Storage 12 Gb SAS PCIe 8 ポート HBA によって作成されたボリュームが存在しないかぎり、システムはそのストレージドライブを認識しません。
注 -
Oracle Server X5-4 は、Sun Storage 12 Gb SAS PCIe 8 ポート HBA を使用します。この HBA は、SGX-SAS12-R-INT-Z とも呼ばれます。
ブート可能な RAID ボリュームを作成するには、Oracle System Assistant の「RAID Configuration」タスクを使用します。「RAID Configuration」タスクは、「Configure Hardware」タスクペインにあります。
始める前に
あらかじめ BIOS 設定ユーティリティーから BIOS ブートモード (UEFI またはレガシー) を選択しておいてください。
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Oracle System Assistant を起動します。
Setting Up Software and Firmware Using Oracle System Assistantを参照してください。
Oracle System Assistant の「System Overview」画面が表示されます。
注 -
表示される画面の情報が、この手順で示されるものとは異なることがあります。
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「Configure Hardware」ボタンをクリックして、「RAID Configuration」タブを選択します。
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「HBA」リストボックスで、「12 GB SAS PCIe RAID Internal HBA」を選択します。
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「Select RAID Level」リストボックスで、目的の RAID レベルを選択します。
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「Available Disks」表で、RAID ボリュームに追加するストレージドライブを選択し、「Create Volume」ボタンをクリックします。
「Create Volume」ダイアログボックスが表示されます。
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「Create Volume」ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
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(オプション) ボリューム名を入力します。
ボリューム名の入力はオプションです。ボリュームに名前を付けなかった場合、Oracle System Assistant は名前のないボリュームを作成します。
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ボリュームのストライプサイズを選択します。
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「Create」をクリックします。
「Creating RAID Volume」情報ボックスが表示されます。
ボリュームが作成されると、そのボリュームは「Created Volumes」表に表示されます。
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「Created Volumes」表の「Details/Action」列にある「Details」ボタンをクリックします。
「Volume Details」ダイアログボックスが表示されます。
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「Volume Details」ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
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ボリュームの詳細を確認します。
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(オプション)「Volume Name」フィールドで、ボリューム名を入力するか、または変更します。
以前にボリューム名を入力しなかった場合は、この「Volume Details」ダイアログボックスでも入力する機会が与えられます。以前にボリューム名を入力している場合は、ここで変更できますが、名前を完全に削除することはできません。
注 -
ボリュームに名前を付けることはオプションです。ボリュームに名前を付けなかった場合、Oracle System Assistant は名前のないボリュームを作成します。さらに、任意のタイミングでボリューム名を変更する必要が生じた場合、「Created Volumes」表の「Details」ボタンをクリックすることでそれを実行できますが、いったん割り当てられたボリューム名を削除することはできません。
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「Set As Bootable」ボックスにチェックマークを付けます。
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「Save & Close」をクリックします。
「Set Volume For Boot」確認ダイアログが表示されます。
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「OK」をクリックします。
「RAID Configuration」画面が表示され、「Created Volumes」表にボリュームが、その「Current Boot Device」列にチェックマークを付けて表示されます。
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作成されたボリュームをグローバルホットスペアとして指定する場合は、次の手順を実行します。それ以外の場合は、次のステップに進みます。
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「Details/Actions」列にある「Details」ボタンをクリックします。
「Disk Details」ダイアログボックスが表示されます。
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「Set as Hot Spare」ボックスにチェックマークを付けます。
注 -
Sun Storage 12G バイト SAS PCIe RAID 内蔵 HBA では、最大 256 のホットスペアを作成できます。
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「Save」をクリックします。
ヒント -
ボリュームを削除する場合は、そのボリュームを選択してから「Delete Volume」ボタンをクリックします。
これで、OS インストールのためのサーバーの準備が整いました。
次のステップ
Set Up an Operating System and Drivers