オペレーティングシステム (OS) をインストールする前に、その OS 用に少なくとも 1 つのブート可能な RAID ボリュームを作成する必要があります。ストレージドライブに内蔵 Sun Storage 12 Gb SAS PCIe 8 ポート HBA によって作成されたボリュームが存在しないかぎり、システムはそのストレージドライブを認識しません。
ブート可能な RAID ボリュームを作成するには、Oracle System Assistant の「RAID Configuration」タスクを使用します。「RAID Configuration」タスクは、「Configure Hardware」タスクペインにあります。
始める前に
あらかじめ BIOS 設定ユーティリティーから BIOS ブートモード (UEFI またはレガシー) を選択しておいてください。
Setting Up Software and Firmware Using Oracle System Assistantを参照してください。
Oracle System Assistant の「System Overview」画面が表示されます。
「Create Volume」ダイアログボックスが表示されます。
ボリューム名の入力はオプションです。ボリュームに名前を付けなかった場合、Oracle System Assistant は名前のないボリュームを作成します。
「Creating RAID Volume」情報ボックスが表示されます。
ボリュームが作成されると、そのボリュームは「Created Volumes」表に表示されます。
「Volume Details」ダイアログボックスが表示されます。
以前にボリューム名を入力しなかった場合は、この「Volume Details」ダイアログボックスでも入力する機会が与えられます。以前にボリューム名を入力している場合は、ここで変更できますが、名前を完全に削除することはできません。
「Set Volume For Boot」確認ダイアログが表示されます。
「RAID Configuration」画面が表示され、「Created Volumes」表にボリュームが、その「Current Boot Device」列にチェックマークを付けて表示されます。
「Disk Details」ダイアログボックスが表示されます。
これで、OS インストールのためのサーバーの準備が整いました。
次のステップ