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Oracle® Server X5-4 設置ガイド

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更新: 2015 年 6 月
 
 

インストール済みの Oracle Linux OS の構成

これらの手順では、サーバー上のインストール済みの Oracle Linux を構成する方法について説明します。

  1. Oracle ILOM Web インタフェースまたは CLI にログインします。

    Connecting to Oracle ILOMを参照してください。

  2. 次のいずれかの方法を使用して、サーバーの電源を入れます。
    • Oracle ILOM Web インタフェースから:
      1. ナビゲーションツリーから、「System Information」>「Summary」画面を選択します。
      2. 「Summary」画面の「Actions」セクションで、「Power State」の横にある「Turn On」ボタンをクリックします。
    • Oracle ILOM CLI から、プロンプトから次のコマンドを入力します。

      ‐> start /System

      入力を要求されたら、「y」と入力して確認します。

      Are you sure you want to start /System (y/n)? y

      Starting /System

    サーバーがブートプロセスを開始します。

  3. Oracle ILOM から、次のいずれかの方法を使用してホストコンソールを起動します。
    • Oracle ILOM Web インタフェースから、「Remote Control」>「Launch Remote Console」をクリックします。
    • Oracle ILOM CLI から、次のように入力します。

      ‐>start /HOST/console

      入力を要求されたら、「y」と入力して確認します。

      Are you sure you want to start /HOST/console (y/n)? y
      Serial console started.

    注 -  「GRUB」メニューが表示されたら、5 秒以内に選択を行なってください。

    サーバーがブートしたあと、「GRUB」メニューが表示されます (使用しているインストール済みのバージョンのメニューが下の例とは異なることがあります)。

        GNU GRUB  version 0.97  (612K lower / 2082932K upper memory)
    
    +--------------------------------------------------------------------------------+
       Oracle VM Server-ovs (xen-4.1.3 2.6.39-300.32.6.el5uek) 
       Oracle VM Server-ovs serial console (xen-4.1.3 2.6.39-300.32.6.el5uek)
    
    
    
    
    +--------------------------------------------------------------------------------+
          Use the ^ and v keys to select which entry is highlighted.
          Press enter to boot the selected OS, 'e' to edit the
          commands before booting, 'a' to modify the kernel arguments
          before booting, or 'c' for a command-line.
    
          The highlighted entry will be booted automatically in 5 seconds.
  4. 「GRUB」メニューから、上矢印キーと下矢印キーを使用してインストールオプションを選択し、Enter キーを押します。

    オプションには、次のものがあります。


    注 -  すべてのエンタープライズアプリケーションで、Oracle Linux Server を Unbreakable Enterprise Kernel とともに選択してください。
    • Unbreakable Enterprise Kernel

    • Red Hat 互換カーネル

    インストールオプションを選択すると、Linux がブートし、ログインプロンプトが表示されます。

    例:

    Oracle Linux Server release 6.5
    Kernel 3.8.13-16.2.1.el6uek.x86_64 on an x86_64
    
    systemname login:
  5. ログインします。

    初回のログインでは、root アカウントと出荷時デフォルトのパスワード (root) を使用します。

  6. 標準の Linux ツールを使用してサーバーの構成を完了します。タスクには、次のものがあります。
    • セキュリティーのため、root の出荷時デフォルトのパスワードを変更します。

    • サーバーをネットワーク用に構成します (DHCP が使用されていない場合)。Oracle Linux Configuration Worksheetを参照してください。

    • 必要に応じて、インターネットアクセス用のプロキシを構成します。

    • サーバーを登録および更新します。Oracle Linux Operating System Documentationを参照してください。

    • 目的のパッケージをインストールします。

  7. 構成が完了したら、次のいずれかの方法を使用してコンソールセッションを終了します。
    • Oracle ILOM Web インタフェースから、「Remote Console」ウィンドウを閉じてセッションを終了します。
    • Oracle ILOM CLI から、Esc キーに続けて Shift+9 キーを押して、シリアルリダイレクトセッションを終了します。
  8. Oracle ILOM からログアウトします。

関連項目

更新や登録を含む Oracle Linux OS の使用については、Oracle Linux Operating System Documentationを参照してください。