ゾーンクラスタ管理タスクの実行
ゾーンパスの移動、アプリケーションを実行するためのゾーンクラスタの準備、ゾーンクラスタのクローニングなどの、ゾーンクラスタに関するその他の管理タスクを実行できます。これらのコマンドは、グローバルクラスタのノードから実行する必要があります。
clsetup ユーティリティーを使用してゾーンクラスタの構成ウィザードを起動することによって、新しいゾーンクラスタを作成したり、既存のゾーンクラスタにファイルシステムまたはストレージデバイスを追加したりできます。clzonecluster install –c を実行してプロファイルを構成すると、ゾーンクラスタのゾーンが構成されます。clsetup ユーティリティーまたは –c config_profile オプションの使用手順については、安装和配置 Oracle Solaris Cluster 4.4 环境 の ゾーンクラスタの作成および構成を参照してください。
Oracle Solaris Cluster Manager ブラウザインタフェースを使用して、ゾーンクラスタを作成したり、ファイルシステムまたはストレージデバイスをそれに追加したりすることもできます。また、Oracle Solaris Cluster Manager ブラウザインタフェースを使用して、ゾーンクラスタのリソースセキュリティープロパティーを編集することもできます。「ゾーンクラスタ」をクリックし、そのページに移動するゾーンクラスタの名前をクリックして、「Solaris リソース」タブをクリックし、ゾーンクラスタコンポーネントを管理するか、または「プロパティー」をクリックして、ゾーンクラスタのプロパティーを管理します。Oracle Solaris Cluster Manager のログイン手順については、Oracle Solaris Cluster Manager にアクセスする方法を参照してください。
注 -
グローバルクラスタ内のノードからのみ実行する Oracle Solaris Cluster コマンドは、ゾーンクラスタでは使用できません。ゾーンクラスタでのコマンドの有効な使用方法については、Oracle Solaris Cluster の該当するマニュアルページを参照してください。
表 18 その他のゾーンクラスタのタスク
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新規ゾーンパスへのゾーンパスの移動
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clzonecluster move -f zonepath zone-cluster-name
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アプリケーション実行用のゾーンクラスタの準備
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clzonecluster ready -n nodename zone-cluster-name
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排他的 IP ゾーンクラスタのクラスタインターコネクトのステータスを確認する
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clintr status -Z zone-cluster-name
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ゾーンクラスタに構成されているプライベートインターコネクトに関する情報を一覧表示する
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clintr show -Z zone-cluster-name
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ゾーンクラスタのプライベートインターコネクトに対応する monitor_timeout 値および monitor_quantum 値を変更する
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clzonecluster set -p monitor_quantum=900 zone-cluster-name
clzonecluster show zone-cluster-name
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統合アーカイブからノードを復元する
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統合アーカイブからゾーンクラスタを構成またはインストールする
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次のコマンドを使用します。
clzonecluster clone -Z target- zone-cluster-name
[-m copymethod] source-zone-cluster-name
clone サブコマンドを使用する前に、ソースゾーンクラスタを停止してください。複製先のゾーンクラスタは、構成済みであることが必要です。
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ゾーンクラスタへのネットワークアドレスの追加
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ゾーンクラスタへのノードの追加
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ゾーンクラスタからノードを削除
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ゾーンクラスタの削除
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ゾーンクラスタからファイルシステムを削除
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ゾーンクラスタからストレージデバイスを削除
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統合アーカイブからゾーンクラスタノードを復元する
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ノードのアンインストールに関するトラブルシュート
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Oracle Solaris Cluster SNMP イベント MIB の作成、設定、および管理
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