Oracle Solaris Cluster 構成の一部であるノードの名前を変更できます。ノード名を変更する前に Oracle Solaris ホスト名を変更する必要があります。ノード名を変更するには、clnode rename コマンドを使用します。
次の説明は、グローバルクラスタで動作しているすべてのアプリケーションに該当します。
名前変更手順を実行しているクラスタが保護グループのプライマリで、保護グループのアプリケーションをオンラインにしておく場合は、名前変更手順を実行している間、保護グループをセカンダリクラスタに切り替えることができます。
障害回復フレームワークのパートナーシップ関係にあるクラスタおよびノードの管理の詳細は、Administering the Disaster Recovery Framework for Oracle Solaris Cluster 4.4 の 第 5 章, Administering Cluster Partnershipsを参照してください。
Oracle Solaris 12 でのシステム情報、プロセス、およびパフォーマンスの管理 の How to Change the Identity of a Systemの手順を完了します。ただし、手順の最後にあるリブートは実行しません。
代わりに、この手順を完了したあと、クラスタの停止を実行します。
ok> boot -x
1 回につき 1 つのノード名を変更します。
# clnode rename -n new-node old-node
# sync;sync;sync;reboot
# clnode status -v
保護グループやデータレプリケーション製品によって使用されている構成情報で、このノード名が指定される可能性があります。
このオプションな手順については、既存の Oracle Solaris Cluster の論理ホスト名リソースで使用されている論理ホスト名を変更するを参照してください。