統合アーカイブからゾーンクラスタをインストールできます。clzonecluster install ユーティリティーでは、インストールに使用するアーカイブの絶対パスを指定できます。アーカイブの絶対パスは、ゾーンクラスタがインストールされるクラスタのすべての物理ノードでアクセスできるようにしてください。統合アーカイブのインストールでは、復旧用のアーカイブまたはクローンアーカイブを使用できます。
対話型ユーティリティーではなく、コマンド行を使用してアーカイブからゾーンクラスタをインストールする場合は、clzonecluster create –a archive -z archived-zone コマンドを使用します。詳細は、clzonecluster(8CL) のマニュアルページを参照してください。
phys-schost# archiveadm create -r archive-location
create コマンドを使用してクローンアーカイブを作成するか、または –r オプションを使用して復旧用のアーカイブを作成します。archiveadm コマンドの使用の詳細は、archiveadm(8) のマニュアルページを参照してください。
phys-schost-1# clzonecluster install -a absolute_path_to_archive zone-cluster-name
アーカイブの絶対パスは、ゾーンクラスタがインストールされるクラスタのすべての物理ノードでアクセスできるようにしてください。HTTPS 統合アーカイブの場所がある場合は、-x cert|ca-cert|key=file を使用して、SSL 証明書、認証局 (CA) 証明書、および鍵ファイルを指定します。
統合アーカイブにゾーンクラスタノードのリソースは含まれていません。ノードのリソースは、クラスタが構成されるときに指定されます。統合アーカイブを使用して大域ゾーンからゾーンクラスタを構成する場合は、ゾーンパスを設定する必要があります。
統合アーカイブに複数のゾーンが含まれている場合は、zone-cluster-name を使用して、インストールのソースのゾーン名を指定します。詳細は、clzonecluster(8CL) のマニュアルページを参照してください。
phys-schost-1# clzonecluster boot zone-cluster-name