2.1 Oracle GoldenGateパラメータの概要
この項ではOracle GoldenGatパラメータについてモジュールおよび目的別に概説し、次のトピックを含みます。
トピック:
- GLOBALSパラメータの概要
- ExtractとReplicatに共通のパラメータの概要
- Extractパラメータの概要
- Replicatパラメータの概要
- ワイルドカード除外パラメータの概要
- DEFGENパラメータの概要
- DDLパラメータの概要
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータ
2.1.1 GLOBALSパラメータの概要
GLOBALS
ファイルは、特定のプロセス実行時パラメータではなく、Oracle GoldenGateインスタンス全体に関連するパラメータを保持します。
表2-1 すべてのGLOBALSパラメータ
パラメータ | 説明 |
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仮想メモリー・リソースを管理します。 |
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文字マッピング・ファイルが文字コード・ポイント・マッピングをオーバーライドするように指定します。 |
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パラメータ・ファイルの読取り時にオペレーティング・システムのデフォルトのかわりに使用するプロセスのマルチバイト文字セットを指定します。 |
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デフォルトのチェックポイント表を指定します。 |
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ログイン資格証明を格納するOracle GoldenGate資格証明ストアの場所を指定します。 |
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セキュリティ・プリミティブの実装を提供するために、OGGプロセスで使用する暗号化ライブラリを選択します。 |
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MARKERTABLE | デプロイメント内のOracle GoldenGateプロセスがウォレットからキーを取得するために使用するマスターキーの名前を制御します。 |
OracleのDDL同期をサポートするDDL履歴表の非デフォルト名を指定します。 |
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ハートビート表の処理を有効にします。 |
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Oracle GoldenGate MonitorでのOracle GoldenGateインスタンスの表示および監視を有効化します。 |
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ハートビート表とOracleのDDL同期をサポートするデータベース・オブジェクトを含むスキーマ名を指定します。 |
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ハートビート表の名前を指定します。 |
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OracleのDDL同期をサポートするDDLマーカー表の非デフォルト名を指定します。 |
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Oracle GoldenGateのインスタンスで実行可能なプロセス・グループの最大数を指定します。 |
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Windowsサービスとしてインストールされている場合にManagerプロセス名を指定します。 |
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SQLカタログのオブジェクト名がシステムと異なるCCSIDの場合にDB2 for i CCSIDを指定します。 |
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重複する情報メッセージおよび警告メッセージの自動抑制を防止します。 |
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Oracle GoldenGateプロセスがトレイル・ファイルおよび破棄ファイルの作成に使用できるumaskを指定します。 |
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証跡ファイルの順序の長さを制御します。 |
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実行中のExtractおよびReplicatプロセスをManagerがレポートする間隔を決定します。これらのいずれかのプロセスが開始または停止するたびに、イベントが生成されます。 |
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証跡ファイルに表定義が全部含まれる場合、データ・ポンプ・プロセスとReplicatプロセスが表定義を取得する場所を制御します。 |
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Oracle GoldenGateでTCP/IP接続にIPv4を使用させます。 |
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Oracle GoldenGateでTCP/IP接続にIPv6を使用させます。 |
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マスター・キー・ウォレットの場所を指定します。 |
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GoldenGateインスタンスがOracle Grid Infrastructure Bundled Agents (XAG)の管理対象である場合に、引き続きGGSCIを使用してManagerを起動および停止できるようにする、Oracle GoldenGateのOracle Clusterwareとの透過的な統合機能を有効にします。 |
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータの概要
2.1.2 ExtractとReplicatに共通のパラメータの概要
これらのパラメータは、ExtractおよびReplicatプロセスの両方で使用できます。
パラメータ | 説明 |
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パラメータ・ファイルの読取り時にオペレーティング・システムのデフォルトのかわりに使用するプロセスのマルチバイト文字セットを指定します。 |
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パラメータ・ファイルの構文を検証します。 |
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パラメータ・ファイルのコメントを示します。 |
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異なるパラメータ・ファイルに含まれているパラメータ文を処理します。 |
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GGSCIインタフェース内からUNIX環境変数の値を指定します。 |
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Replicatがターゲット・データベースを更新するたびにレコードを追加するトレース表を指定します。Replicatによって生成されたデータベース変更をExtractに無視させます。Oracleの双方向レプリケーションをサポートします。 |
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データベース接続情報を指定します。 |
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資格証明ストアが使用中の場合のデータベース接続情報を指定します。 |
ExtractとReplicatに共通のパラメータ: データの選択、変換およびマッピング。
パラメータ | 説明 |
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パラメータ・ファイル内でソースとターゲットが同一の |
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UNIXシステム・サービスを実行するz/OSシステムのDB2用にASCIIテキストをEBCDICに変換します。 |
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ワイルドカード指定から特定のソース・コンテナまたはカタログを除外します。 |
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グローバル列マッピング・ルールを作成します。 |
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DDL操作の取得を有効化およびフィルタします。 |
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DDL処理で文字列を置き換えます。 |
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削除操作の抽出を制御します。 |
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挿入操作の抽出を制御します。 |
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切捨て文の抽出を制御します。 |
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アフター・イメージの抽出を制御します。 |
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ビフォア・イメージの抽出を制御します。 |
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更新操作の抽出を制御します。 |
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SQLカタログのオブジェクト名がシステムと異なるCCSIDの場合にDB2 for i CCSIDを指定します。 |
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プロシージャ・レプリケーションの際に含めるプロシージャ・コールの機能グループまたは除外する機能グループを指定します。 |
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無効な文字値を別の値に置き換えます。 |
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ワイルドカード指定から特定のソース・スキーマを除外します。 |
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DEFGENユーティリティによって作成されたソース・データ定義を含むファイルを指定します。 |
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後続のすべての |
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ExtractとReplicatに共通のパラメータ: カスタム処理。
パラメータ | 説明 |
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処理中にユーザー・イグジット・ルーチンを起動します。 |
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マクロ・ライブラリを起動します。 |
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Oracle GoldenGateマクロを定義します。 |
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デフォルトの#以外のマクロ文字を定義します。 |
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Extract処理中にストアド・プロシージャまたは問合せを実行します。 |
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PTKモニタリングのプロセスとスレッド統計のキャプチャを有効にします。 |
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収集のPTKモニタリング頻度間隔を設定します。 |
ExtractとReplicatに共通のパラメータ: レポート。
パラメータ | 説明 |
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レポート・ファイルにマクロ展開ステップを表示します。 |
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レポート・ファイルにマクロのリストを表示するかどうかを制御します。 |
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統計レポートをスケジュールします。 |
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統計表示に含める情報を指定します。 |
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処理されたレコード数をレポートします。 |
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プロセスのボトルネックの把握に役立つ処理情報を表示します。 |
ExtractとReplicatに共通のパラメータ: チューニング。
パラメータ | 説明 |
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仮想メモリー・リソースを管理します。 |
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プロセスのチェックポイント書込み頻度を制御します。 |
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データベース・オプションを指定します。 |
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DDL処理オプションを指定します。 |
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プロセスがデータ・ソース内で処理する新しいデータを探すまでの待機時間を指定します。 |
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Oracle GoldenGateファンクションの処理に使用するメモリー・スタックのサイズを制御します。 |
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Oracle GoldenGateが処理する表に関する情報を格納する専用メモリーの初期割当てを制御します。 |
ExtractとReplicatに共通のパラメータ: エラー処理。
パラメータ | 説明 |
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DDL抽出のエラー処理を制御します。 |
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処理できなかったレコードを記録します。 |
ExtractとReplicatに共通のパラメータ: メンテナンス。
パラメータ | 説明 |
---|---|
新しい破棄ファイルを作成する頻度を制御します。 |
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古いトレイル・ファイルをパージします。 |
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新しいレポート・ファイルをいつ作成するか指定します。 |
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータの概要
2.1.3 Extractパラメータの概要
Extractプロセスは、構成パラメータに応じて完全なデータ・レコードまたはトランザクション・データの変更をキャプチャした後、ターゲット表に適用されるかロード・ユーティリティなどの別のプロセスによって処理されるデータをターゲット・システムに送信します。
表2-2 Extractパラメータ: 一般
パラメータ | 説明 |
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破棄されたレコードの数の後Extractが中止するよう制御します。 |
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Extractプロセスのリカバリ・モードを制御します。 |
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ログイン情報の一部としてデータ・ソースを指定します。 |
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送信元および送信先システムの時間が異なるときに、送信されるレコードを送信先システムのタイムスタンプにあわせて調整します。 |
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ビフォア・イメージとアフター・イメージの格納先を1つのトレイル・レコードにするか2つのトレイル・レコードにするかを制御します。 |
表2-3 Extractパラメータ: 処理方法
パラメータ | 説明 |
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Extractグループをオンライン・プロセスとして定義します。 |
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Replicat以外のすべてのプロセスの操作をトレイルまたはファイルに書き込むかどうかを制御します。 |
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レプリケートされた操作を、同じシステム上で動作しているExtractに取得させるかどうかを制御します。 |
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リモート・システムに処理タスクを作成します。 |
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ソース表からレコード全体を抽出します。 |
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Teradata Access Module (TAM)を使用してExtractプロセスにトランザクション・データを提供することを示します。 |
表2-4 Extractパラメータ: データの選択、変換およびマッピング
パラメータ | 説明 |
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Oracle GoldenGateが削除操作のときにトレイルにキーのみを書き込むかすべての列を書き込むかを制御します。 |
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更新操作のときに主キー列および変更された列のみを書き込みます。 |
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EXCLUDEHIDDENCOLUMNS |
このパラメータでは、自動CDRを使用して作成したタイムスタンプ列を含むすべてのOracle Databaseの非表示列が無効になります。 |
トレイル・ファイルから除外するようにReplicatまたはデータ・ポンプの変更を指定します。 |
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Oracle GoldenGateのデータ・フェッチ方法を制御します。 |
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競合の検出および解決と、統合Replicatをサポートするために必要な列を記録します。 |
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同期する順序を指定します。 |
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抽出する表を指定し、列マッピングおよび変換を制御します。 |
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抽出プロセスからソース表を除外します。 |
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NonStopプラットフォーム上のターゲット・データベースのターゲット表定義を含むファイルを指定します。 |
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ASCIIとEBCDICの両方の表がある場合、z/OSのDB2から取得されたデータに対してASCII文字セットを指定します。 |
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ASCIIとEBCDICの両方の表がある場合、z/OSのDB2から取得されたデータに対してEBCDIC文字セットを指定します。 |
表2-5 Extractパラメータ: データ・ルーティング
パラメータ | 説明 |
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ローカル・システム上に、抽出されたデータを書き込む抽出ファイルを指定します。 |
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ローカル・システム上に、抽出されたデータを書き込むトレイルを指定します。 |
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リモート・システム上に、抽出されたデータを書き込む抽出ファイルを指定します。 |
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ターゲット・システムおよびManagerポート番号を指定します。 |
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リモート・システム上に、抽出されたデータを書き込むトレイルを指定します。 |
表2-6 Extractパラメータ: チューニング
パラメータ | 説明 |
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ExtractのBounded Recovery機能を制御します。 |
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仮想メモリー・キャッシュ・マネージャを制御します。 |
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レコード・データがトレイルに書き込まれるまでバッファに保持される時間を指定します。 |
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パッシブExtractグループが使用するTCP/IP接続のホスト情報以外の接続属性を指定します。 |
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ExtractのOracle Real Application Cluster環境での動作方法を制御します。 |
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取得処理オプションを指定します。 |
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コミットされていないトランザクション・データのキャッシングに使用できるメモリーおよび一時ディスク領域の量を制御します。 |
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長時間に及ぶトランザクションを定義し、これらのトランザクションを確認およびレポートする間隔を制御します。 |
表2-7 Extractパラメータ: メンテナンス
パラメータ | 説明 |
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トレイル・ファイルをエージングする方法を指定します。 |
表2-8 Extractパラメータ: セキュリティ
パラメータ | 説明 |
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Extractがデータ・ポンプとして使用され、データに対して処理を実行する必要がある場合、データを復号化するために必要です。 |
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トレイルまたは抽出ファイルのデータの暗号化を制御化します。 |
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータの概要
2.1.4 Replicatパラメータの概要
Replicatプロセスは、Extractプロセスによって抽出されたデータを読み取り、このデータをターゲット表に適用するか、ロード・ユーティリティなどの他のアプリケーションがこのデータを使用できるように準備を整えます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
ログイン情報の一部としてデータ・ソースを指定します。 |
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処理対象のレコードが |
Replicatパラメータ: 処理方法。
パラメータ | 説明 |
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Replicat処理の開始位置を指定します。 |
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Oracle SQL*Loaderユーティリティのインタフェースに直接データをロードします。 |
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Replicat処理の停止位置を指定します。 |
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データベース・ロード・ユーティリティと互換性のある実行ファイルと制御ファイルを生成します。 |
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オンライン変更同期を行うReplicatグループを指定します。 |
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実行間でチェックポイントを必要としないワンタイム処理タスクで使用します。 |
Replicatパラメータ: データの選択、変換およびマッピング
パラメータ | 説明 |
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データベース・オプションを指定します。これはグローバル・パラメータで、パラメータ・ファイル内のすべてのTABLEまたはMAP文に適用されます。一部のDBOPTIONSオプションは、ExtractまたはReplicatのみに適用されます。 |
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Replicatがno-op操作に対応する方法を制御します。no-op操作は、ターゲット表では無効な操作です。 |
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アプライアの数を構成します。これは変更を適用するために使用されるターゲット・データベースの接続の数を制御します。デフォルト値は4です。 | |
ソース表とターゲット表が同一の列構造を持つとみなします。 |
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レコードに対する各変更操作を、新しいレコードとしてターゲット表に挿入します。 |
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削除を挿入に変換します。 |
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ターゲット行が存在しない場合に、更新を挿入に変換します。 |
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更新を挿入に変換します。 |
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1つ以上のソース表およびターゲット表の関係を指定し、列マッピングおよび変換を制御します。 |
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マッパーの数を構成します。これは証跡ファイルを読み取るために使用されるスレッドの数を制御します。最小値は1、最大値は100、デフォルトは2です。 | |
APPLY_PARALLELISM は自動的にチューニングされます。最小値と最大値を設定して、Replicatが並列化を自動的に調整する範囲を定義できます。デフォルト値はありません。APPLY_PARALLELISM と同時に使用しないでください。
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デフォルトのReplicatセッション・タイムゾーンをオーバーライドします。 |
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数字列をマップするときに検出される無効な数字データのグローバル代替値を指定します。 |
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ソース文字セットをターゲット文字セットに変換するかどうかを制御します。 |
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Replicatがセッション・タイムゾーンとして使用するソース・データベースのタイムゾーンを指定します。 |
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空白のみを含むターゲット列をNULLに変換するかどうかを制御します。 |
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行がフィルタ基準を満たしたときにイベント・アクションの対象にする1つまたは複数の表を指定します。 |
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トレイルのバージョンが古く、ソース文字セットが格納されない場合、またはトレイルに格納されている文字セットより優先させる場合、ソース・データの文字セットを指定します。 |
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パラメータ・ファイル内でこのパラメータ以降のすべての |
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削除を更新に変換します。 |
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Replicatが調整モードの場合に、バリア・トランザクションの専用スレッドを指定します。 |
Replicatパラメータ: データ・ルーティング。
パラメータ | 説明 |
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レプリケートするデータを含むローカル・システム上の抽出ファイル名を定義します。ワンタイム処理で使用します。 |
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レプリケートするデータを含むトレイルを定義します。ワンタイム処理で使用します。 |
Replicatパラメータ: エラー処理およびレポート。
パラメータ | 説明 |
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重複レコードおよび不明レコードのエラーを処理します。 |
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一時主キー更新のレプリケートに関連する制約エラーを防止します。 |
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重複レコード・エラーが発生するたびに、既存のターゲット・レコードをレプリケートされた挿入レコードで上書きします。 |
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競合のためにOracle GoldenGateが異常終了した後に、Replicatが |
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Replicatがデータベース・エラーに対応する方法を決定します。 |
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データベースからのフェッチを必要とする操作に対するReplicatのレスポンス方法を決定します。 |
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ReplicatのSQL文をレポート・ファイルに出力します。 |
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重複レコードを示すデータベース・エラー番号を指定します。 |
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データベース・エラーをレポートする頻度を指定します。 |
Replicatパラメータ: チューニング。
パラメータ | 説明 |
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同様のSQL文を配列にまとめ、より高速に適用することによって、Replicat処理のスループットを向上させます。 |
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コーディネータ・スレッドが統計の適用スレッドにリクエストを送信する間隔。 |
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コーディネータ・スレッドが適用スレッドの開始を待機する時間。 |
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並列Replicatで、どの程度の大きさのトランザクションを大きいトランザクションとみなすかを制御します。並列Replicatは、このサイズより大きいトランザクションを検出すると、そのトランザクションをシリアライズするためにパフォーマンスが低下します。ただし、この値を大きくすると、並列Replicatによって消費されるメモリーも増加します。 | |
FULL直列化モードのコミットを有効にし、証跡の順序でトランザクションを強制的にコミットします。 | |
レプリケートされた操作をターゲット・データベースに適用するまでReplicatが待機する時間を指定します。 |
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1つのReplicatトランザクションにグループ化されるレコード数を制御します。 |
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トランザクションをバッチ化するときに、スケジューラがどの程度先まで対象にするかを制御します。デフォルト値は10000です。 | |
破棄ファイルにレポートする破棄レコード数を制限します。 |
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Replicatが使用できる準備済SQL文の数を制御します。 |
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大きなソース・トランザクションをターゲット・システム上で小さなトランザクションに分割します。 |
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Oracle GoldenGateが処理する表に関する情報を格納する専用メモリーの初期割当てを制御します。 |
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大きなトランザクションを指定のサイズのピースに分割して、パラレルに適用するように指定します。ピース間の依存関係は保持されます。デフォルトでは無効です。 | |
Replicatが、オープンしているターゲット・トランザクションのコミット、およびソース・トランザクション全体の適用準備ができるまで保持しているターゲット・トランザクション内の未完了のソース・トランザクションのロールバックを実行するまで待機する時間を指定します。 |
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータの概要
2.1.5 ワイルドカード除外パラメータの概要
表2-9 ワイルドカード除外パラメータ
パラメータ | 説明 |
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除外パラメータにワイルドカードが含まれる場合に、 |
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親トピック: Oracle GoldenGateパラメータの概要
2.1.6 DEFGENパラメータの概要
DEFGENでは、ソース表またはターゲット表のデータ定義を含むファイルを作成します。データ定義は、ソース表とターゲット表が異なる定義を持つ場合、またはデータベースのタイプが異なる場合に必要です。
表2-10 すべてのDEFGENパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ワイルドカード指定から特定のソース・コンテナまたはカタログを除外します。 |
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パラメータ・ファイルの読取り時にオペレーティング・システムのデフォルトのかわりに使用するプロセスのマルチバイト文字セットを指定します。 |
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DEFGENが定義を書き込むファイルの名前を指定します。 |
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SQLカタログのオブジェクト名がシステムと異なるCCSIDの場合にDB2 for i CCSIDを指定します。 |
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コンテナまたはカタログ名をメタデータに含めないようにします。 |
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ワイルドカード指定から特定のソース・スキーマを除外します。 |
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ログイン情報の一部としてデータ・ソースを指定します。 |
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定義を取得する表を指定します。 |
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データベース接続情報を指定します。 |
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータの概要
2.1.7 DDLパラメータの概要
これらのパラメータは、Oracle GoldenGateのDDLサポートを制御します。DDLサポートには他のパラメータが必要な場合がありますが、ここに示すものは特にDDL機能を処理します。
表2-11 すべてのDDLパラメータ
パラメータ | 説明 |
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DDLサポートを有効化し、DDLをフィルタします。 |
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DDLレプリケーション中に発生するエラーを処理します。 |
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フィルタリングおよび文字列置換以外のDDLレプリケーションを構成します。 |
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DDL操作で文字列の置換えを有効化します。 |
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DDL履歴表の代替名を指定します。 |
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DDLレプリケーションをサポートするオブジェクトを含むスキーマ名を指定します。 |
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DDL履歴表のサイズを制御します。 |
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DDLマーカー表のサイズを制御します。 |
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータの概要