すでに説明したインストールオプションのほかに、Oracle Solaris オペレーティングシステムのインストールと変更用に次のオプションが用意されています。
ディストリビューションコンストラクタツールを使用して、事前構成済みの Oracle Solaris インストールイメージを作成できます。このツールは、カスタマイズされた XML マニフェストファイルを入力として受け取り、そのマニフェストファイルに指定されているパラメータに基づいてインストールイメージを構築します。いずれかのデフォルトインストールイメージに基づいてカスタムイメージを構築できます。たとえば、カスタムのテキストインストーライメージやカスタムの GUI インストーライメージを構築できます。詳細は、Oracle Solaris 11.2 カスタムインストールイメージの作成 を参照してください。
インストーラを使用して、既存の Oracle Solaris がインストールされているシステムを更新することはできません。代わりに、pkg ユーティリティーを使用してパッケージリポジトリにアクセスし、システム用の新規または更新されたソフトウェアパッケージをダウンロードする必要があります。詳細は、Oracle Solaris 11.2 ソフトウェアの追加と更新 を参照してください。