SPARC システムに USB フラッシュドライブの永続的なデバイス別名を作成する方法

SPARC システムに USB フラッシュドライブの永続的なデバイス別名を作成するには、OBP を使用する必要があります。このため、システムを停止する必要があります。別名が作成されると、同じポートを再使用するかぎり、別名を再作成する必要はありません。

1. システムを停止して、ブートプロンプトの状態のままにします。
2. システム上の使用可能なディスクを確認します。

   この例は、2 番目のデバイスを選択したことを示しています。

      {0} ok show-disks
         a) /pci@400/pci@0/pci@9/pci@0/usb@0,2/hub@2/storage@3/disk
         b) /pci@400/pci@0/pci@9/pci@0/usb@0,2/hub@2/storage@2/disk
         c) /pci@400/pci@0/pci@1/scsi@0/disk
         d) /iscsi-hba/disk
         q) NO SELECTION 
         
       Enter Selection, q to quit: b
         /pci@400/pci@0/pci@9/pci@0/usb@0,2/hub@2/storage@2/disk has been selected.
         Type ^Y ( Control-Y ) to insert it in the command line. 
         e.g. ok nvalias mydev  
                 for creating devalias mydev for 
         /pci@400/pci@0/pci@9/pci@0/usb@0,2/hub@2/storage@2/disk
     

3. USB フラッシュドライブの別名を設定します。

      {0} ok nvalias usbdrive ^Y

4. USB フラッシュドライブからブートします。

      {0} ok boot usbdrive
         Boot device: /pci@400/pci@0/pci@9/pci@0/usb@0,2/hub@2/storage@2/disk File 
         and args: