このセクションでは、このリリースでのインストールに関連する重要な新しい機能に関する既存のお客様のための情報を紹介します。
機能グループを使用して実行中のシステム構成の選択された部分の再構成または構成解除を行う機能。詳細は、機能グループの概要を参照してください。
installadm コマンドは、インストールサービスの構成が簡単になるように機能拡張されています。また、このコマンドは対話型になりました。このコマンドにオプションを含めない場合は、複数の installadm コマンドを入力するプロセスが簡単になるプロンプトが表示されます。コマンド例については、Chapter 8, AI サーバーの設定を参照してください。
AI およびセキュア IPS リポジトリを使用してクライアントをセキュアにインストールする機能。自動インストールのセキュリティーの向上を参照してください。
デフォルトの AI マニフェストは派生マニフェストスクリプトになりました。これにより、AI 処理が既存のシステム構成データを使用して AI 構成の手順を簡略化できます。デフォルトの AI マニフェストを参照してください。
AI マニフェストは次のアクションをサポートするように構成できるようになりました。
既存のパーティションまたはスライスの再使用。既存のディスクスライスまたはパーティションの再使用を参照してください。
複数の SVR4 パッケージのインストール。複数の SVR4 パッケージのインストールを参照してください。
また、既存のクライアントの情報を使用し、派生マニフェストスクリプトを記述してシステム構成プロファイルを作成すると、クライアントのデータを手動で管理する必要がありません。Example 10–6 を参照してください。
XML ファイルですべての構成情報を編集しなくてもよいように、BUI (Browser User Interface) Web アプリケーションを使用して AI マニフェストを作成できます。AI マニフェストウィザードを使用した AI マニフェストの作成を参照してください。
システム構成プロファイルには、次のものを含めることができるようになりました。
複数のインタフェース構成。複数の IPv4 インタフェースの構成を参照してください。
ユーザーの SSH 鍵。SSH 鍵の構成を参照してください。
Kerberos クライアントの構成情報。AI を使用して Kerberos クライアントを構成する方法を参照してください。
また、AI サービスがインストールクライアントから現在の構成情報を収集できるように、プロファイルに変数を含めることができるようになりました。システム構成プロファイルテンプレートの使用を参照してください。