この手順では、リソースの拡張プロパティーと標準プロパティーを変更する方法について説明します。
標準リソースプロパティーについては、r_properties(5) のマニュアルページを参照してください。
リソースの拡張プロパティーについては、そのリソースのリソースタイプに関するドキュメントを参照してください。
始める前に
次の情報を用意していることを確認してください。
変更するプロパティーを持つリソースの名前
変更するプロパティーの名前
# clresource show -v resource
# clresource set -p standard-property=new-value | -p "extension-property \ [{node-specifier}]"=new-value resource
変更する標準プロパティーの名前を指定します。
変更する拡張プロパティーの名前を指定します。
node-specifier は、–p および –x オプションに対するオプションの修飾子です。この修飾子は、リソースが作成されたときに (1 つまたは複数の) 拡張プロパティーを指定した (1 つまたは複数の) ノードでのみ設定することを示します。クラスタ内のその他のノード上の指定された拡張プロパティーは設定されません。node-specifier を含めない場合は、クラスタ内のすべてのノード上の指定された拡張プロパティーが設定されます。node-specifier には、ノード名またはノード識別子を指定できます。node-specifier の構文例を次に示します:
-p "myprop{phys-schost-1}"
中括弧 ({ }) は、指定した拡張プロパティーをノード phys-schost-1 でのみ設定することを示します。ほとんどのシェルでは、二重引用符 (“) が必要です。
リソースの名前を指定します。
# clresource show -v resource
この例では、リソース (resource-1) の system-defined Start_timeout プロパティーを変更する方法を示します。
# clresource set -p start_timeout=30 resource-1 # clresource show -v resource-1使用例 24 拡張リソースプロパティーの変更
この例では、リソース (resource-1) の拡張プロパティー (Log_level) を変更する方法を示します。
# clresource set -p Log_level=3 resource-1 # clresource show -v resource-1