Oracle® Solaris Cluster 4.3 データサービス計画および管理ガイド

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更新: 2016 年 4 月
 
 

リソースグループへのノードの追加またはリソースグループからのノードの削除

このセクションの手順を使用すると、次のタスクを実行できます。

  • クラスタノードをリソースグループの追加のマスターとして構成する

  • リソースグループからノードを削除する

これらの手順は、フェイルオーバーまたはスケーラブルリソースグループにノードを追加するか、またはこれらのリソースグループからノードを削除するかに応じて、若干異なります。

フェイルオーバーリソースグループには、フェイルオーバーサービスとスケーラブルサービスの両方で使用されるネットワークリソースが含まれています。クラスタに接続されている各 IP サブネットワークには、フェイルオーバーリソースグループで指定され、そこに含まれている独自のネットワークリソースがあります。このネットワークリソースは、論理ホスト名リソースまたは共有アドレスリソースのどちらかです。各ネットワークリソースには、そこで使用される PNM オブジェクトのリストが含まれています。フェイルオーバーリソースグループの場合は、そのリソースグループに含まれているネットワークリソースごとの PNM オブジェクトの完全なリスト (netiflist リソースプロパティー) を更新する必要があります。

スケーラブルリソースグループに対する手順は次のとおりです。

  1. そのスケーラブルリソースが使用するネットワークリソースを含むフェイルオーバーグループに対する手順を繰り返します。

  2. そのスケーラブルグループを、新しい一連のホスト上でマスターされるように変更します。

詳細は、clresourcegroup(1CL) のマニュアルページを参照してください。


注 -  どちらの手順も、いずれかのクラスタノードから実行します。