既存のリソースをすべてリソースタイプの最新バージョンに移行しており、そのリソースタイプの古いバージョンがもう必要なくなった場合は、古いバージョンを登録解除します。
# clresourcetype list | grep myrt XYZ.myrt:1.0 XYZ.myrt:2.0 # clresourcetype unregister XYZ.myrt:1.0
Step 2 の clresourcetype unregister を実行したあとに次のテキストが表示された場合は、下の出力の次に表示されているコマンドを入力することにより、このプロパティーを TRUE に設定する必要があります。
clrt: (C944871) Operation not allowed on system rescue type <XYZ.myrt:1.0> # clresourcetype set -p RT_system=FALSE XYZ.myrt:1.0 # clresourcetype unregister XYZ.myrt:1.0
デフォルトでは、事前にインストールされたリソースタイプ LogicalHostname および SharedAddress では RT_system プロパティーが TRUE に設定されています。これらの事前にインストールされたいずれかのリソースタイプの新しいバージョンにアップグレードしている場合は、古いバージョンを登録解除する前に RT_system を FALSE に設定する必要があります。この例では、既存の LogicalHostname リソースはすべて、LogicalHostname のバージョン 4.0 に移行されています。
# clresourcetype list … SUNW.LogicalHostname.3 SUNW.LogicalHostname:4 … # clresourcetype set -p RT_system=FALSE SUNW.LogicalHostname:3 # clresourcetype unregister SUNW.LogicalHostname:3