SuperCluster 計算サーバーの CPU およびメモリーリソースは、構成によって定義されたとおり、最初のインストール時に割り当てられます。CPU ソケットは IB HCA と同じ比率でドメインに割り当てられます。メモリーは同じ比率で割り当てられます。
osc-setcoremem ツールを使用すると、IO ドメインを使用するために、専用ドメイン間および専用ドメインから CPU およびメモリーリポジトリに CPU コアおよびメモリーリソースを移行できます。
次のポイントは、osc-setcoremem の使用に関する重要な情報を提供しています。
専用ドメインの最終的な CPU およびメモリーのレイアウトでは、ローカル以外のリソースへのアクセスを最小限に抑えるために、近傍性が最適化されています。
CPU およびメモリー移行の粒度は、1 個のコアおよび 16G バイトです。
空の専用ドメイン (コアがゼロ個でメモリーなしのドメイン) はサポートされていません。
このツールはリソースの割り当てを追跡し、ユーザーが行なった選択が有効であることを確認します。Minimum and Maximum Resources (Dedicated Domains)を参照してください。
影響を受ける専用ドメインは、変更後にリブートする必要があります。
このツールでは、2 つのレベルの粒度のうち 1 つで CPU およびメモリーの割り当てを変更できます。
ソケット粒度 - ツールにより各ドメインに 1 つ以上のソケットが自動的に割り当てられ、残りのソケットをユーザーがドメインに割り当てることができます。Change CPU/Memory Allocations (Socket Granularity)を参照してください。
コア粒度 - ツールにより各ドメインに最低数のコアが自動的に割り当てられ、追加のコアをユーザーが 1 つずつ増やして割り当てることができます。Change CPU/Memory Allocations (Core Granularity)を参照してください。
一部のリソースがどのドメインにも割り当てられないように CPU およびメモリーリソースを構成した場合、割り当てられなかったリソースはパーク状態にされます。パーク状態のリソースは、論理 CPU およびメモリーリポジトリに配置され、I/O ドメインに使用できます。Park Cores and Memoryを参照してください。
リソースは専用ドメインからいつでもパーク状態にできますが、I/O ドメインが作成されると、パーク状態のリソースを専用ドメインに移動できなくなります。
Supported Domain Configurationsも参照してください。