Dept1_Cluster1 の Grid Link データソースの作成
マルチデータソースの設定プロセス中に、これらのデータソースとグローバルリースマルチデータソースの両方に対して、各 Oracle データベースインスタンスのグリッドリンクデータソースを作成します。
-
データソースの作成準備をします。
-
これが非 xa データソースであることを確認します。
-
これらのデータソースのターゲットを Dept1_Cluster1 クラスタにします。
-
データソース接続プールの初期容量を 0 に設定します。
-
Oracle WebLogic Server 管理コンソールで、「サービス」、「JDBC」、「データ・ソース」の順に選択します。
-
「データ・ソース」画面で「データ・ソース名」、「接続プール」タブの順にクリックし、「初期容量」フィールドに 0 を入力します。
-
ONS デーモンがデータベースサーバー上で常に稼働中であることを確認します。onsctl コマンドを実行することで、データベースサーバー上で ONS デーモンを起動します。
start
-
Oracle WebLogic Server 管理コンソールにログインします。
-
まだ実行していない場合は、管理コンソールのチェンジセンターで「ロックして編集」をクリックします。
-
「ドメイン構造」ツリーで「サービス」を展開し、「データ・ソース」を選択します。
-
「データソースのサマリー」ページで「新規」をクリックし、「GridLinkデータ・ソース」を選択します。
「新しいJDBC GridLinkデータ・ソースの作成」ページが表示されます。
-
次の情報を入力して、「次へ」をクリックします。
-
「トランザクション・オプション」ページで「グローバル・トランザクションのサポート」の選択を解除し、「次へ」をクリックします。
-
「個別のリスナー情報の入力」を選択し、「次へ」をクリックします。
-
次の接続プロパティーを入力します。
-
サービス名 – 「サービス名」フィールドに RAC サービスの名前を入力します。たとえば、「サービス名」に「myService」を入力します。
注 -
Oracle RAC サービス名はデータベースに定義され、これは一定の名前ではありません。
-
ホスト名 – データベースをホストするサーバーの DNS 名または IP アドレスを入力します。Oracle GridLink サービスインスタンス接続の場合、これは特定のマルチデータソース内の各データソースで同じである必要があります。
-
Port – データベースサーバーが接続リクエストを待機するポートを入力します。
-
データベース・ユーザー名 – データベースユーザー名を入力します。たとえば、myDataBase と入力します。
-
パスワード – パスワードを入力します。たとえば、myPassword1 と入力します。
パスワードを確認し、「次へ」をクリックします。
ヒント -
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプを参照してください。
コンソールは完全な JDBC URL を自動的に生成します。例:
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=left)(PORT=1234))(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=right)(PORT=1234))(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=center)(PORT=1234)))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=myService)))
-
「GridLinkデータベース接続のテスト」ページで接続パラメータを確認し、「すべてのリスナーのテスト」をクリックします。
Oracle WebLogic が、管理サーバーからデータベースへの接続を作成しようとします。接続テストの結果は、ページのいちばん上に表示されます。テストが成功しなかった場合は、構成エラーを修正して、再度テストしてみてください。
「次へ」をクリックします。
-
「ONSクライアント構成」ページで、FAN 通知を設定します。
-
「FANの有効化」を選択して、FAN イベントを登録して処理します。
-
ONS ホストおよびポートのフィールドで、ONS ベースの FAN イベントを受信する ONS デーモンの待機アドレスおよびポートのコンマ区切りのリストを入力します。
SCAN アドレスを使用して FAN 通知にアクセスできます。
-
「次へ」をクリックします。
-
「ONSクライアント構成のテスト」ページで接続パラメータを確認し、「すべてのONSノードのテスト」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
-
「ターゲットの選択」ページで、ターゲットとして「Dept1_Cluster1」を選択し、「クラスタのすべてのサーバー」を選択します。
-
「終了」をクリックします。
-
「変更のアクティブ化」をクリックします。
-
クラスタ用の SDP 対応 JDBC ドライバを構成します。
手順については、Configuring SDP-Enabled JDBC Drivers for Dept1_Cluster1を参照してください。