アカウント管理
アカウント管理者は「アカウント」ページを利用して、Oracle Responsysの様々な領域に影響を及ぼす管理業務を行います。使用可能な選択肢を選択して、Oracle Responsysアカウントの動作をカスタマイズおよび制御できるページにアクセスしてください。
重要: オンライン・ヘルプで説明されている一部のセクションが、アカウントに対してその機能が使用可能になっていないために使用できない場合があります。
「アカウント」ページへのアクセス
- サイド・ナビゲーション・バーから、
「アカウント」を選択します。(サイド・ナビゲーション・バーが表示されていない場合は、
アイコンをクリックします。)
画面の左側に「アカウント」メニューが表示されて、画面の右側に「アカウントのサマリー」ページが表示されます。このページには、アカウントの名前、ポッド、タイム・ゾーンなどの役立つ詳細が表示されます。
画面がこの説明と似ていない場合、アカウントがまだ新しいアカウント管理インタフェースに移行されていない可能性があります。変更の説明と、古いナビゲーションとページ名の新しいナビゲーションとページ名に対する関連は、アカウント管理の変更点を参照してください。
- 「アカウント」メニューから、アクセスするページのメニュー項目を選択します。
アクセスするページを素早く見つけるには、メニュー列上部の「「検索」メニュー」ボックスを使用します。アクセスするページの名前のすべてまたは一部を入力して、メニューの選択肢を選択します。
たとえば、パスワードを変更するページにアクセスするには、「「検索」メニュー」ボックスにパスワードと入力し、メニューの「パスワードの変更」の選択肢を選択します。
ページに検索ボックスが表示されずに古い「アカウント管理」ページが表示される場合は、キーボードの[Ctrl]を押しながら[F]を押し、検索ボックスにページ名のすべてまたは一部を入力して、必要なページのリンクを見つけます。アクセスするページのリンクを見つけてクリックします。
タスク
このページは、アカウント管理ページのヘルプ・トピックにリンクします。場合によっては、ページは自明であり、このトピックで簡単な説明が示されます。
一般設定
「一般設定」オプションを使用して、ユーザー・パスワードを変更したり、ユーザー・パスワードの要件およびロケールを設定します。
グローバル設定
「グローバル設定」オプションを使用して、アカウントレベルのタスクを実行します。これらの設定はアプリケーションの複数領域に影響が及ぶ設定で、通常は一度設定した後に変更することはありません。
- 「アカウント設定」を選択して、「アカウント設定」ページにアクセスします。このページで、次のタスクを実行できます。
- アカウント・ロケールの編集
- 「アカウント構成」を選択して、コンバージョンや配信停止の処理方法、バウンス、返信先アドレス、アカウントとConnectとの接続など、様々なアカウント設定を表示します。「アカウント名」ドロップダウン・リストを使用して、詳細を表示するアカウントまたはサブアカウントを選択します。
- 「承認済ドメイン」を選択して、アカウントに承認されるすべてのドメインのリストを表示します。
- ログインIPアドレスの許可
- SSL証明書の管理
- SSH2キーの管理
- シングル・サインオンの設定
キャンペーン管理
「キャンペーン管理」の選択肢を使用して、アカウントのキャンペーンの行動をカスタマイズできるページにアクセスします。
- 全アカウント用のキャンペーン・デフォルト
- キャンペーン受信者ロケールの設定
- クラシック・キャンペーン・テンプレート
- BCCアドレスの管理
- 使用可能なキャンペーン・カテゴリの設定
- 自動リンク表生成
- 「返信先アドレス」を選択して、返信先処理アドレスを管理します。デフォルトの顧客がホストしている返信先アドレスを入力することも、顧客がホストしている返信先アドレスを追加することもできます。
- 返信先アドレスの実際のアドレスへのマッピング
- Eメール・ドメイン・ルールの定義
- ロード・バランシングについて
- ソフト・バウンス・パラメータの設定
- ダイナミック・コンテンツ・モジュールのパートナ・オプションの定義
- 「ウィジェット設定」を選択して、Eメール・メッセージ・デザイナで使用するアクティブ・ウィジェット・タイプを設定します。RSSフィード、YouTube、バーコードおよびソーシャル・フォローのウィジェットをアクティブ化できます。
注意: アクティブ化するウィジェットがこのページに表示されていない場合は、Oracleサポートに連絡して、アカウントに対して使用可能にするよう依頼してください。ウィジェットがアカウントに対して使用可能になった後は、「ウィジェット設定」に戻り、Responsys ユーザーに対してアクティブ化します。
ウィジェットの詳細はEメール・ウィジェットでの作業を参照してください。
- 外部トラッキング・パラメータ
- デフォルト・キャラクタ・セットとロケールの設定
- コンバージョン・トラッキングCookieの失効期限
- 「CookieトラッキングURL」を選択して、サード・パーティのEメールおよびWebサイトのCookieトラッキングURLを表示します。
- 検閲する語の管理
- SMSキャンペーン・キーワードの管理
- 無効なキーワード・レスポンス・メッセージの定義
- 「SMSリンク・トラッキング設定」を選択して、SMSリンク・トラッキング・パラメータを構成します。(オプションは、Oracle Responsys 18B更新の前に作成されたアカウントに関連します。)
- モバイル・アプリの構成の管理
- モバイル・アプリ開発者コンソール(このリンクでは、Oracle Responsys Mobile App Platform Cloud Serviceの開発者用ドキュメントが開きます)
- キャンペーン承認の有効化
- キャンペーン開始のスロットル
- 翻訳設定
Eメール・フッター
「Eメール・フッター」の選択肢を使用して、Eメール・キャンペーンで使用するフッターを変更します。Eメール・フッターは集中的に管理され、通常は共通のブランド化要素や、配信停止リンクといった必須要素が含まれています。フッターのカスタマイズ、プレビュー、デフォルト設定へのリセットができる他、アカウントで定義されている各受信者のロケールごとにアップロードやダウンロードが行えます。
- メッセージ・フッターのプレビュー
- カスタム・フッターの定義
- アカウント・フッター削除の確認
- デフォルトのEメール・メッセージ・フッターの選択
- Eメール・メッセージ・フッターのアップロード
- Eメール・メッセージ・フッターのダウンロード
レスポンス・ページ
「レスポンス・ページ」の選択肢を使用して、アカウントのレスポンス・ページをカスタマイズします。特定の状況下で、いくつかの標準レスポンス・ページがEメール受信者に提示されます。カスタム・ロゴの作成、個別レスポンス・ページ用のテンプレートの定義、デフォルト・レスポンス・ページのリセットが行えます。テンプレートを定義する場合、すべてのレスポンス・ページで利用するテンプレートの他、配信停止やエラー・メッセージ通知など、様々な目的のために個別テンプレートを定義できます。
- ロゴ・イメージ・ファイルの特定
- ロケールとレスポンス・ページの選択
- 「デフォルトのレスポンス・ページ」を選択して、Oracle Responsysが生成したデフォルトのレスポンス・ページを利用するようにアカウント全体をリセットします。まず、アクションに対してアカウントまたはサブアカウントを選択するように要求されます。次に、レスポンス・ファイルをリセットする決定を確認するように要求されます。このアクションに対してサブアカウントを選択した場合、デフォルトのレスポンス・ページにリセットすると、現在アカウントに定義しているレスポンス・ページに戻ります。
リッチ・テキスト・エディタ設定
リッチ・テキスト・エディタ・プリファレンスの設定 で説明されているように、「リッチ・テキスト・エディタ設定」を選択して、コンテンツ・ライブラリおよびEメール・メッセージ・デザイナでHTMLドキュメントを編集するためにアカウントレベルのプリファレンスを選択します。
権限ステータス設定
「権限ステータス設定」の選択肢を使用して、次のものを構成します。
アダプティブ・インテリジェンス設定
「アダプティブ・インテリジェンス設定」を選択して、Oracle Adaptive Intelligence製品へのResponsysアカウント接続を指定し、接続をテストします。詳細は、Oracle Adaptive Intelligent Apps統合の管理 を参照してください。
プログラム設定
「プログラム設定」の選択肢を使用して、次のものを構成します。
高速ターゲット再設定の設定
高速ターゲット再設定構成の定義 で説明されているように、「高速ターゲット再設定の設定」を選択して、プロファイル・リスト、参照タイムアウトおよびカートのタイムアウトを構成します。
通知設定
「通知設定」の選択肢を使用して、アカウントに対する開始通知と、Eメールおよびプッシュ・キャンペーン開始とスプリットラン開始に関する進捗通知と失敗通知を全部受信するためのEメール・アドレスを指定します。
コンタクト・イベント・データ設定
「コンタクト・イベント・データ設定」は、Connectによってエクスポートされたコンタクト・イベント・ファイルに含めるカスタム列の作成に関与します。次のタイプのカスタム列の定義方法の手順は、カスタム列の定義 トピックを参照してください。
- Eメール・カスタム列
- SMSカスタム列
コネクト設定
Oracle Retail Customer Engagement (ORCE)の顧客は、データをORCEからOracle Responsysの既存のプロファイル拡張表にインポートできます。
アカウント設定を使用してこれらのソース接続パスを変更するには:
- 「コネクト設定」を選択して、設定ページを選択します。
- ORCEロイヤルティ・プログラム
- ORCE顧客属性
- ORCE階層化セグメント
- 表示されるページで、「変更」ボタンをクリックします。ダイアログでパスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
詳細は、ORCEデータのインポートを参照してください。
SMSアグリゲータ
マーケティング・キャンペーンにSMSチャネルを使用する予定の場合は、使用するSMSアグリゲータを選択できます。Oracle Responsysは、サービスをオーダーできるSMSアグリゲータのネットワークを提供します。「SMSアグリゲータ」を選択してから「SMSパブリック・アグリゲータ・ネットワーク」を選択して、アグリゲータの管理ページにアクセスします。詳細は、アカウントのSMSアグリゲータの管理トピックを参照してください。
SMSパブリック・アグリゲータ・ネットワークに参加するSMSアグリゲータには、アグリゲータの管理ページに、アグリゲータ構成とオーダー管理に固有の機能があります。詳細は、Oracle Responsys SMS Public Aggregator Network Guideを参照してください。
組織管理
「組織管理」を選択して、「組織管理」ページにアクセスします。このページでは、アカウントの組織アクセス管理を適用するためにResponsysで使用される組織単位と組織レベルを定義します。詳細は、次のトピックを参照してください。
コラボレーション設定
「コラボレーション設定」の選択肢を使用して、次のものを構成します。
ブランド管理
「ブランド管理」を選択して、「ブランド管理」ページにアクセスします。このページでは、受信者に対して各ブランドを示すプロパティを設定できます。18B更新の後で作成されたアカウントの場合は、アカウントが単一ブランドに対して構成されている場合でも、このページを適用できます。
詳細は、ブランド・ドメインへの変換のトピックと複数ブランドのアカウントでの作業を参照してください。
アプリ管理
「アプリ管理」を使用して、アカウントのアプリを管理します。
CXオーディエンス設定
「CXオーディエンス設定」を選択して、Oracle ResponsysとOracle CX Audienceの統合を有効化します。
重要: このアクションを実行する前に、CXオーディエンスでResponsys統合の設定を完了する必要があります。詳細は、CXオーディエンス・オンライン・ヘルプの「Integrating with Oracle Responsys」トピックを参照してください。(CXオーディエンスの顧客がオンライン・ヘルプにアクセスするには、CXオーディエンスにログインし、ホーム・ページの右上隅にあるユーザー・メニューをクリックして「ヘルプ」をクリックします。)
統合設定
「統合設定」の選択肢を使用して、Oracle Responsysとの次の統合を構成します。
- Adobe Genesis統合の管理 (Adobe Analytics Data Connectorsとの統合)
- DMP設定
ユーザーID管理
「ユーザーID管理」の選択肢を使用して、ユーザーを追加、編集および削除したり、アカウントに対してシングル・サインオンを設定します。
ヒント: シングル・サインオンの詳細は、「シングル・サインオンの設定」を参照してください。
サブアカウント管理
「サブアカウント管理」の選択肢を使用して、サブアカウントへのログインや設定の編集を行います。サブアカウント・マネージャの情報やサブアカウント内の最大ユーザー数を設定できる他、顧客とのコミュニケーションに使用するロケールを30箇所から選択します。
セカンダリ・アカウント設定
次のトピックで説明する「セカンダリ・アカウント設定」の選択肢を使用して、セカンダリ・アカウントのSSL証明書を管理し、プライマリ・アカウントとセカンダリ・アカウントの間のドメイン・マッピングを管理します。
- SSL証明書の管理
- ドメイン・マッピング: このオプションを選択して、「プライマリ・アカウントとセカンダリ・アカウントの間のドメイン・マッピング」ページにアクセスします。このページでは、アカウントに定義されたプライマリ・ドメイン名とセカンダリ・ドメイン名の間のマッピングを表示、追加および削除できます。
セカンダリAFTMアカウント設定
次のトピックで説明されているように、「セカンダリAFTMアカウント設定」の選択肢を使用して、セカンダリAFTMアカウントの設定を操作します。これらのオプションは、アカウントがAFTMに対して使用可能になっている場合のみ使用できます。