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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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OLAP DMLの新機能

この項では、OLAP DMLに関連するOracle Database 11gの新機能をとりあげ、Oracle Database 9iおよびOracle Database 10gで追加、変更、名前の変更、または削除が行われたOracle OLAP DML文をリストします。

OLAP DMLの新機能

Oracle Database 11gでは、Oracle OLAP DMLに関して次の変更が加えられました。

また、OLAP DMLデータ構造のリレーショナル・ビューを作成するのに使用するOLAP_TABLE SQLファンクションにいくつかの変更が加えられました。概要については、「SQL OLAP_TABLEファンクションの変更」を参照してください。

アナリティック・ワークスペースでの作業時に必要な表の権限

Oracle Database 11gでは、アナリティック・ワークスペースを作成および削除する場合に適切な権限が必要です。詳細は、「アナリティック・ワークスペースの作成および削除に必要な権限」を参照してください。

グルーピングIDの追加サポート

Oracle Database 11gでは、グルーピングIDへの追加サポートとして、次のOLAP DML文が追加または変更されました。

明示的なループ処理の追加サポート

Oracle Database 11gでは、明示的なループ処理をサポートするために次の変更が加えられました。

  • ACROSSコマンドの新しいWHERE句。これを使用して、同コマンドでDOループをループ反復時に実行するかどうかを指定できます。

  • 新しいループ処理のプロパティ$LOOP_AGGMAP$LOOP_DENSEおよび$LOOP_VAR。これらのプロパティは、OLAP_TABLE SQLファンクションで使用します。

さらに、SQLファンクションOLAP_TABLElimitmapパラメータでは、より複雑なLOOP句や新たに最適化されたLOOP句がサポートされています。

集計の向上

Oracle Database 11gでは、集計を強化するために次の変更が加えられました。

  • パーティション別の集計。詳細は、AGGREGATEコマンドを参照してください。

  • 様々なaggmapオブジェクトに基づく変数の値の消去。詳細は、CLEARコマンドを参照してください。

  • aggmapを使用して行った変数の最後の集計以降に、そのaggmapに対して変更が行われたかどうかのチェック。詳細は、CHANGEDRELATIONSファンクションを参照してください。

  • 変数の最後の集計以降に、変数値が変更されたかどうか(または変更された値の個数)のチェック。詳細は、CHANGEDVALUESファンクションを参照してください。

  • 変数またはそのいずれかのパーティションが値を持つかどうかのチェック。詳細は、ISEMPTYファンクションを参照してください。

  • 階層の深さの特定。詳細は、HIERDEPTHコマンドを参照してください。

  • 階層のシェイプの特定。詳細は、HIERSHAPEファンクションを参照してください。

アナリティック・ワークスペースに対するキャッシュのサポート

Oracle Database 11gでは、キャッシュをサポートするようにAWコマンドが変更されました。これにより、繰り返しの問合せでアナリティック・ワークスペースを開く時間が短縮されます。

  • AWコマンドに、新しいPURGE CACHEキーワードが追加されました。

  • AW ATTACHコマンドでは、現在のアナリティック・ワークスペースを開くかわりに、使用可能な場合はキャッシュされているアナリティック・ワークスペースが使用されるようになりました。

  • AW DETACHコマンドに、新しいCACHEキーワードが追加されました。このキーワードにより、デタッチされているアナリティック・ワークスペースがキャッシュの候補になるように指定されます。

  • AW TRUNCATEコマンドが改良されました。

アナリティック・ワークスペースの多段階ビルド・プロセスのサポート

Oracle Database 11gでは、AWコマンドに次の変更が加えられました。

  • AWコマンドに、新しいキーワードFREEZEおよびTHAWが追加されました。

  • AW ATTACHコマンドに、新しいTHAWキーワードが追加されました。

また、AWファンクションに、FROZENキーワードが追加されました。

追加のデータ型

Oracle Database 11gでは、SQLの組込みデータ型に対応する次のOLAP DMLデータ型が追加されました。

これらのデータ型の追加で影響を受けるOLAP DML文は、次のとおりです。

CHGDFNコマンド
CHARTOROWIDファンクション
CONVERTファンクション
CURRENT_DATEファンクション
CURRENT_TIMESTAMPファンクション
DATE_FORMATコマンド
DBTIMEZONEファンクション
DEFINE DIMENSIONコマンド
DEFINE VARIABLEコマンド
EXTRACTファンクション
FROM_TZファンクション
NUMTODSINTERVALファンクション
NUMTOYMINTERVALファンクション
LENGTHファンクション
LOCALTIMESTAMPファンクション
ROUND(日時)ファンクション
ROWIDTOCHARファンクション
ROWIDTONCHARファンクション
SESSIONTIMEZONEファンクション
SYS_CONTEXTファンクション
TO_DSINTERVALファンクション
TO_TIMESTAMPファンクション
TO_TIMESTAMP_TZファンクション
TO_YMINTERVALファンクション
TRUNCATE(日時)ファンクション
TZ_OFFSETファンクション(11.0.0.0)

SQLベースの新しいファンクション

Oracle11gでは、同じ名前のSQLファンクションをベースとした次のファンクションがOLAP DMLに追加されました。


ASCIISTR
BIN_TO_NUM
HEXTORAW
INSTRファンクション
LNNVL
LOWER
MODULO (SQL MODファンクション・ベース)
NLS_CHARSET_ID
NLS_CHARSET_NAME
NLSSORT
ORA_HASH
RAWTOHEX
REGEXP_COUNT
REGEXP_INSTR
REGEXP_REPLACE
REGEXP_SUBSTR
REMAINDER
REPLACE
SOUNDEX
TO_BINARY_DOUBLE
TO_BINARY_FLOAT
UPPER
VSIZE

さらに

  • OLAP DMLのLOGファンクションは、対応するSQLファンクションに対してより正確に対応するように変更が加えられました。

  • OLAP DMLの新しいISINFINITEファンクションおよびISNANファンクションにより、SQLの浮動小数点条件と同様の情報が得られます。

OLAPキューブ、キューブ・ディメンションおよびキューブ・マテリアライズド・ビューのサポート

このリリースでは、OLAP論理オブジェクト(キューブおよびキューブ・ディメンション)が、Oracleデータ・ディクショナリで定義されているOracleのファースト・クラス・データ・オブジェクトとして追加されています。これらのOLAP論理オブジェクトでは、アナリティック・ワークスペース自体で定義されている基礎となる多数のOLAP物理オブジェクトを重ね合わせます。

このリリースで追加されたOracle Database OLAPの新機能は、その多くがOLAPキューブおよびキューブ・マテリアライズド・ビューの使用をサポートするためのものです。

キューブ対応のOLAP DML文

OLAPのキューブとキューブ・ディメンションを処理対象とする次のOLAP DMLプログラムが用意されています。


ADD_CUBE_MODEL
ADD_DIMENSION_MEMBER
ADD_MODEL_DIMENSION
CREATE_LOGICAL_MODEL
REMOVE_CUBE_MODEL
REMOVE_DIMENSION_MEMBER
REMOVE_MODEL_DIMENSION
SET_INCLUDED_MODEL
SET_PROPERTY
UPDATE_ATTRIBUTE_VALUE
UPDATE_DIMENSION_MEMBER

また、キューブに対応していないOLAP DML文をOLAPのキューブおよびキューブ・ディメンションで使用できるように、OBJORGファンクションが追加されています。

リレーショナルNULLファクトに対応するアナリティック・ワークスペース・データの最適な処理を確実に実行するための変更

OLAP DMLでは次のような変更が行われており、これによってリレーショナルNULLファクトに対応するOLAPデータ・セルを最適に処理できるようになりました。

  • DEFINE VARIABLEコマンドでは新たにWITH NULLTRACKING句が使用できるようになりました。

  • NA2およびNAFLAGという2つのファンクションが新たに追加されました。Oracle OLAPでは、これら2つのファンクションから返される値に基づいて、OLAPデータ値がどのようにリレーショナル・ファクトに対応するのかが特定されます。

  • CHGDFNコマンドでは新たに、変数に対してNA2ビットの追加や削除を行うための構文が使用できるようになりました。

通常これらのOLAP DML文は、キューブ・マテリアライズド・ビューを作成する過程で自動的に生成されるため、これらの新機能を使用するDMLコードを明示的に記述することはありません。これらの変更点については、自動生成されるDML文を理解できるように、このマニュアルで説明します。

EXPORT(EIF)およびIMPORT(EIF)の変更

また、EXPORT(EIF)コマンドとIMPORT(EIF)コマンドのデフォルトの動作は、キューブのメタデータのエクスポートとインポートです。この動作を要求しない場合に指定するキーワード(NOAPI)が新たに追加されました。

ネストされたコンポジットのサポートの終了

OLAP DMLの以前のリリースでは、DEFINE COMPOSITEコマンドを使用してコンポジットを定義した場合、コンポジットを別のコンポジットのベース・オブジェクトとして指定できました。しかし、この機能が使用されることはほとんどありませんでした。Oracle Database 11gでは、コンポジットのベース・オブジェクトになることができるのはディメンションのみです。ネストされたコンポジットが既存のアナリティック・ワークスペースに存在するときに、そのアナリティック・ワークスペースをOracle Database 11gアナリティック・ワークスペースに変換する場合や、ネストされた前のバージョンのコンポジットをOracle Database 11gのアナリティック・ワークスペースにインポートする場合、IMPORT(EIF)によってコンポジットのネストが自動的に解除されます。

ステータス・リスト値取得の追加サポート

ディメンションのステータス・リストが複数ある場合があります。新しいSTATCURRファンクションを使用すると、ディメンションのステータス・リスト・スタック内のリストの位置に基づいてステータス・リストからステータス・リスト値を取得できます。

SQL OLAP_TABLEファンクションの変更

OLAP_TABLEは、アナリティック・ワークスペースから多次元データを抽出し、そのデータを2次元のリレーショナル表に表示するSQLファンクションです。Oracle OLAPは、Oracle Database 11gとより密接に統合されたため、SELECT FROM OLAP_TABLE文のMODEL句を使用してパフォーマンスを向上させる必要がなくなりました。

Oracle Database 11gでのOLAP DML文の変更

この項では、Oracle Database 11gにおいて追加、変更、名前の変更または削除が行われたOLAP DML文をリストします。

Oracle Database 11gで追加された文

Oracle Database 11gでは、次の文がOLAP DMLに追加されました。カッコ内の番号は、文が追加されたリリースを示しています。


$GID_DEPTHシステム・プロパティ(11.0.0.0)
$GID_LISTシステム・プロパティ(11.0.0.0)
$GID_TYPEシステム・プロパティ(11.0.0.0)
$LOOP_AGGMAPシステム・プロパティ(11.0.0.0)
$LOOP_DENSEシステム・プロパティ(11.0.0.0)
$LOOP_VARシステム・プロパティ(11.0.0.0)
ADD_CUBE_MODELプログラム(11.2)
ADD_DIMENSION_MEMBERプログラム(11.2)
ADD_MODEL_DIMENSIONプログラム(11.2)
AW FREEZEコマンド(11.0.0.0)
AW PURGE CACHEコマンド(11.0.0.0)
AW THAWコマンド(11.0.0.0)
ASCIISTRファンクション(11.2)
BIN_TO_NUMファンクション(11.0.0.0)
CHANGEDRELATIONSファンクション(11.0.0.0)
CHANGEDVALUESファンクション(11.0.0.0)
CHARTOROWIDファンクション(11.0.0.0)
CREATE_LOGICAL_MODELプログラム(11.2)
CURRENT_DATEファンクション(11.0.0.0)
CURRENT_TIMESTAMPファンクション(11.0.0.0)
DATE_FORMATコマンド(11.0.0.0)
DBTIMEZONEファンクション(11.0.0.0)
EXTRACTファンクション(11.0.0.0)
FROM_TZファンクション(11.0.0.0)
GROUPINGIDファンクション (11.0.0.0)
HEXTORAWファンクション(11.2)
HIERDEPTHコマンド(11.0.0.0)
HIERSHAPEファンクション(11.2)
INSTRファンクション (11.0.0.0)
ISEMPTYファンクション(11.0.0.0)
ISINFINITEファンクション(11.2)
ISNANファンクション(11.2)
LENGTHファンクション (11.0.0.0)
LNNVLファンクション(11.0.0.0)
LOCALTIMESTAMPファンクション(11.0.0.0)
LOWERファンクション(11.2)
MODULOファンクション(11.0.0.0)
NA2ファンクション(11.0.0.0)
NAFLAGファンクション(11.0.0.0)
NLS_CHARSET_IDファンクション(11.2)
NLS_CHARSET_NAMEファンクション(11.2)
NLSSORTファンクション(11.0.0.0)
NUMTODSINTERVALファンクション(11.1.0.0)
NUMTOYMINTERVALファンクション(11.1.0.0)
OBJORGファンクション(11.2)
ORA_HASHファンクション(11.2)
PARTITIONファンクション(11.0.0.0)
PERMITREADERRORオプション(11.2)
RAWTOHEXファンクション(11.2)
REGEXP_COUNTファンクション(11.2)
REGEXP_INSTRファンクション(11.2)
REGEXP_REPLACEファンクション(11.2)
REGEXP_SUBSTRファンクション(11.2)
REMAINDERファンクション(11.0.0.0)
REMOVE_CUBE_MODELプログラム(11.2)
REMOVE_DIMENSION_MEMBERプログラム(11.2)
REMOVE_MODEL_DIMENSIONプログラム(11.2)
REPLACEファンクション(11.0.0.0)
ROWIDTOCHARファンクション(11.0.0.0)
ROWIDTONCHARファンクション(11.0.0.0)
SESSIONTIMEZONEファンクション(11.0.0.0)
SET_INCLUDED_MODELプログラム(11.2)
SET_PROPERTYプログラム(11.2)
SOUNDEXファンクション(11.2)
STATCURRファンクション(11.2)
SYS_CONTEXTファンクション(11.0.0.0)
SYSTIMESTAMPファンクション(11.0.0.0)
TO_BINARY_DOUBLEファンクション(11.2)
TO_BINARY_FLOATファンクション(11.2)
TO_DSINTERVALファンクション(11.0.0.0)
TO_TIMESTAMPファンクション(11.0.0.0)
TO_TIMESTAMP_TZファンクション(11.0.0.0)
TO_YMINTERVALファンクション(11.0.0.0)
TRACEコマンド(11.2)
TZ_OFFSETファンクション(11.0.0.0)
UPDATE_ATTRIBUTE_VALUEプログラム(11.2)
UPDATE_DIMENSION_MEMBERプログラム(11.2)
UPPERファンクション(11.2)
VSIZEファンクション(11.2)

Oracle Database 11gで削除された文

Oracle Database 11gでは、次の文がOLAP DMLから削除されました。カッコ内の番号は、文が削除されたリリースを示しています。


POUTFILEUNITオプション(11.2)
SORTCOMPOSITEオプション

Oracle Database 11gで変更された文

Oracle Database 11gでは、OLAP DMLの次の文が変更されました。カッコ内の番号は、文が変更された最新のリリースを示しています。


ACROSSコマンド(11.2)
AGGREGATEコマンド (11.0.0.0)
AWファンクション (11.0.0.0)
AW ATTACHコマンド(11.0.0.0)
AW DETACHコマンド(11.0.0.0)
AW LISTコマンド(11.0.0.0)
AW TRUNCATEコマンド(11.0.0.0)
CHGDFNコマンド(11.2)
CLEARコマンド(11.0.0.0)
CONVERTファンクション(11.0.0.0)
DEFINE COMPOSITE (11.0.0.0)
DEFINE DIMENSIONコマンド(11.0.0.0)
DEFINE PARTITION TEMPLATE (11.0.0.0)
DEFINE VARIABLEコマンド(11.0.0.0)
EXPORT (EIF)コマンド(11.2)
GROUPINGIDコマンド (11.0.0.0)
IMPORT (EIF)コマンド(11.2)
LOGファンクション (11.0.0.0)
OBJファンクション(11.2)

Oracle Database 11gで名前が変更された文

Oracle Database 11gで名前が変更されたOLAP DMLの文はありません。

Oracle Database 10gでのOLAP DML文の変更

この項では、Oracle Database 10gにおいて追加、変更、名前の変更または削除が行われたOLAP DML文をリストします。

Oracle Database 10gで追加された文

Oracle Database 10gでは、次の文がOLAP DMLに追加されました。カッコ内の番号は、文が追加されたリリースを示しています。


$AGGMAPプロパティ(10.1.0.0)
$AGGREGATE_FORCECALCプロパティ(10.2.0.0)
$AGGREGATE_FORCEORDERプロパティ(10.2.0.0)
$AGGREGATE_FROMプロパティ(10.1.0.0)
$AGGREGATE_FROMVARプロパティ(10.1.0.0)
$ALLOCMAPプロパティ(10.1.0.0)
$COUNTVARプロパティ(10.1.0.0)
$DEFAULT_LANGUAGEプロパティ(10.2.0.0)
ACQUIREコマンド(10.1.0.0)
AGGCOUNTファンクション(10.2.0.0)
AGGMAPコマンド、DROP DIMENSION文(10.1.0.0)
AGGMAPコマンド、PRECOMPUTE文(10.2.0.0)
AGGROPSファンクション(10.2.0.0)
ALLOCMAPコマンド、VALUESET文(10.1.0.0)
ALLOCOPSファンクション(10.2.0.0)
ARCTANファンクション(10.1.0.0)
ASCIIファンクション(10.1.0.0)
AW TRUNCATEコマンド(10.1.0.3)
BITANDファンクション(10.1.0.0)
CHRファンクション(10.1.0.0)
COALESCEファンクション(10.1.0.0)
DECODEファンクション(10.1.0.0)
DEFINE PARTITION TEMPLATEコマンド(10.1.0.0)
AGGMAPコマンドのDROP DIMENSION文(10.1.0.0)
EXPファンクション(10.1.0.0)
GREATESTファンクション(10.1.0.0)
INF_STOP_ON_ERRORオプション(10.1.0.0)
INITCAPファンクション(10.1.0.0)
INSTRファンクション(INSTRおよびINSTRB) (10.1.0.0)
LEASTファンクション(10.1.0.0)
LPADファンクション(10.1.0.0)
LIMIT BASEDIMSコマンド(10.2.0.0)
LOCK_LANGUAGE_DIMSオプション(10.2.0.0)
LTRIMファンクション(10.1.0.0)
MAXFETCHオプション(10.1.0.0)
NULLIFファンクション(10.1.0.0)
NVLファンクション(10.1.0.0)
NVL2ファンクション(10.1.0.0)
ONATTACHプログラム(10.1.0.0)
PARTITIONCHECKファンクション(10.1.0.0)
AGGMAPコマンドのPRECOMPUTE文(10.2.0.0)
RANK_CALLSオプション(10.2.0.0)
RANK_CELLSオプション(10.2.0.0)
RANK_SORTSオプション(10.2.0.0)
RELATIONコマンド(10.2.0.0)
RELEASEコマンド(10.1.0.0)
RESYNCコマンド(10.1.0.0)
REVERTコマンド(10.1.0.0)
RPADファンクション(10.1.0.0)
RTRIMファンクション(10.1.0.0)
SESSION_NLS_LANGUAGEオプション(10.2.0.0)
SET1コマンド(10.1.0.0)
SIGNファンクション(10.1.0.0)
SORTファンクション(10.2.0.0)
SQLFETCHファンクション(10.2.0.0)
STATDEPTHファンクション(10.2.0.0)
STATEQUALファンクション(10.2.0.2)
STATIC_SESSION_LANGUAGEオプション(10.2.0.0)
SUBSTRファンクション、SUBSTRおよびSUBTRB (10.1.0.0)
SUBSTRファンクション、SUBSTRC、SUBSTR2およびSUBSTR4 (10.2.0.4)
TRANSLATEファンクション(10.2.0.4)
TRIGGERコマンド(10.1.0.0)
TRIGGERファンクション(10.1.0.0)
TRIGGER_DEFINEプログラム(10.1.0.0)
TRIGGER_AFTER_UPDATEプログラム(10.1.0.0)
TRIGGER_BEFORE_UPDATEプログラム(10.1.0.0)
TRIGGERASSIGNコマンド(10.1.0.0)
TRIMファンクション(10.1.0.0)
USETRIGGERSオプション(10.1.0.0)
ALLOCMAPコマンドのVALUESET文(10.1.0.0)
WIDTH_BUCKETファンクション(10.1.0.0)
WRAPERRORSオプション(10.2.0.0)
WRITABLEファンクション(10.2.0.0)

Oracle Database 10gで削除された文

Oracle Database 10gでは、次の文がOLAP DMLから削除されました。カッコ内の番号は、文が削除されたリリースを示しています。


AW ALLOCATE (10.1.0.0)
ROLLUP (10.2.0.0)

Oracle Database 10gで変更された文

Oracle Database 10gでは、次のOLAP DML文が大幅に変更されました。大幅な変更には、新しいキーワードの追加やデフォルト値の変更などがあります。カッコ内の番号は、文が大幅に変更された最新のリリースを示しています。


AGGMAPINFO (10.1.0.0)
AGGREGATEコマンド(10.2.0.0)
AGGREGATEファンクション(10.2.0.0)
ARGUMENT (10.1.0.0)
ANY (10.2.0.0)
AVERAGE (10.2.0.0)
AWファンクション(10.2.0.0)
AW ATTACH (10.1.0.0)
CACHE (10.2.0.0)
CHGDFN (10.2.0.0)
CHGDIMS (10.1.0.3)
COUNT (10.2.0.0)
DEFINE COMPOSITE (10.1.0.0)
DEFINE VARIABLE (10.2.0.0)
DEPRDECL (10.2.0.0)
DEPRDECLSW (10.2.0.0)
DEPRSL (10.2.0.0)
DEPRSOYD (10.2.0.0)
EVERY (10.2.0.0)
FINTSCHED (10.2.0.0)
FPMTSCHED (10.2.0.0)
HIERCHECK (10.2.0.2)
LARGEST (10.2.0.0)
LIMITコマンド(10.2.0.0)
LIMITファンクション(10.2.0.0)
MAINTAIN ADD SESSION (10.1.0.0)
MAINTAIN ADD TO PARTITION (10.1.0.0)
NONE (10.2.0.0)
OBJ (10.2.0.3)
RANK (10.2.0.0)
RELATION (集計用) (10.2.0.0)
SMALLEST (10.2.0.0)
SORTコマンド(10.1.0.3)
SQL (10.1.0.0)
STDDEV (10.2.0.0)
TALLY (10.2.0.0)
TOTAL (10.2.0.0)
UPDATE (10.1.0.0)
VARIABLE (10.1.0.0)
VALSPERPAGE (10.1.0.0)
VINTSCHED (10.2.0.0)
VPMTSCHED (10.2.0.0)

Oracle Database 10gで名前が変更された文

Oracle Database 10gでは、名前が変更されたOLAP DML文はありません。

Oracle Database 9iでのOLAP DML文の変更

この項では、Oracle Database 9iで変更が行われたOLAP DML文をリストします。

Oracle Database 9iで追加された文

Oracle Database 9iでは、次の文がOLAP DMLに追加されました。カッコ内の番号は、文が追加されたリリースを示しています。


ADD_MONTHS(9.0.0.0)
ALLOCATE(9.2.0.0)
ALLOCERRLOGFORMAT(9.2.0.0)
ALLOCERRLOCHEADER(9.2.0.0)
ALLOCMAP(9.2.0.0)
BASEDIM(9.2.0.0)
BASEVAL(9.2.0.0)
CDA(9.2.0.0)
CEIL(9.0.0.0)
CHANGEBYTES(9.0.0.0)
CHGDIMS(9.2.0.0)
CHILDLOCK(9.2.0.0)
COMMIT(9.2.0.0)
DEADLOCK(9.2.0.0)
ERRORLOG(9.2.0.0)
ERRORMASK(9.2.0.0)
EXTBYTES(9.0.0.0)
FETCH(9.2.0.0)
FINDBYTES(9.0.0.0)
FLOOR(9.0.0.0)
GROUPINGID(9.2.0.0)
HIERHEIGHTコマンド(9.2.0.0)
HIERHEIGHTファンクション(9.2.0.0)
INSBYTES(9.0.0.0)
JOINBYTES(9.0.0.0)
LAST_DAY(9.0.0.0)
LIMITMAPINFO(9.2.0.2)
LIMITSTRICT(9.2.0.2)
MAXBYTES(9.0.0.0)
MAXFETCH(9.0.0.0)
MONTHS_BETWEEN(9.0.0.0)
MULTIPATHHIER(9.0.0.0)
NEW_TIME(9.0.0.0)
NEXT_DAY(9.0.0.0)
NLSオプション、特に
NLS_CALENDAR(9.0.0.0)
NLS_CURRENCY(9.0.0.0)
NLS_DATE_FORMAT(9.0.0.0)
NLS_DATE_LANGUAGE(9.0.0.0)
NLS_DUAL_CURRENCY(9.0.0.0)
NLS_ISO_CURRENCY(9.0.0.0)
NLS_LANG(9.0.0.0)
NLS_LANGUAGE(9.0.0.0)
NLS_NUMERIC_CHARACTERS(9.0.0.0)
NLS_SORT(9.0.0.0)
NLS_TERRITORY(9.0.0.0)

NULLIF (9.0.0.0)
POUTFILEUNIT (9.2.0.0)
REMBYTES (9.0.0.0)
REPLBYTES (9.0.0.0)
ROLE (9.0.0.0)
SOURCEVAL (9.2.0.0)
SYSDATE (9.0.0.0)
TO_CHAR (9.0.0.0)
TO_DATE (9.0.0.0)
TO_NCHAR (9.2.0.0)
TO_NUMBER (9.0.0.0)
TRACEFILEUNIT (9.2.0.0)
TRIM (9.0.0.0)
USERID (9.0.0.0)

Oracle Database 9iで削除された文

Oracle Database 9iでは、次の文がOLAP DMLから削除されました。カッコ内の番号は、文が削除されたリリースを示しています。


_UPDATEOLDVERS (9.2.0.0)
_XCALONGTIME (9.0.0.0)
_XCARETRIES (9.0.0.0)
_XCASHORTIME (9.0.0.0)
ALLOWQONS (9.2.0.0)
AW ALLOCATE (10.1.0.0)
CACHEHITS (9.2.0.0)
CACHEMISSES (9.2.0.0)
CACHETRIES (9.2.0.0)
CHARSET (9.0.0.0)
CHDIR (9.2.0.0)
CHDRIVE (9.2.0.0)
COMQUERY (9.0.0.0)
COMSET (9.0.0.0)
COMUNIT (9.0.0.0)
CONNECT (9.0.0.0)
DBEXTENDPATH (9.2.0.0)
DBGSESSION (9.2.0.0)
DBREPORT (9.2.0.0)
DBSEARCHPATH (9.2.0.0)
DBTEMPPATH (9.2.0.0)
DEFINE EXTCALL (9.0.0.0)
DGCART (9.2.0.0)
DIR (9.2.0.0)
DISCONNECT (9.0.0.0)
EPRODUCT (9.2.0.0)
ERELEASE (9.2.0.0)
EXECBREAK (9.0.0.0)
EXECSTART (9.0.0.0)
EXECSTATUS (9.0.0.0)
EXECUTE (9.0.0.0)
EXECWAIT (9.0.0.0)
EXTARGS (9.0.0.0)
FETCH (9.0.0.0) -- SNAPI
FILEMODEMASK (9.2.0.0)
IFCOPY (9.2.0.0)
LONGOBJNAMES (9.0.0.0)
MAXFETCH (9.0.0.0)
MKDIR (9.0.0.0)
NAPAGEFREE (9.2.0.0)
ODBC.CONNECTION (9.0.0.0)
ODBC.CONNLIST (9.0.0.0)
ODBC.DISCONN (9.0.0.0)
ODBC.SOURCE (9.0.0.0)
ODBC.SOURCELIST (9.0.0.0)
PGCACHEHITS (9.2.0.0)
PGCACHEMISSES (9.2.0.0)
PAGEPAUSE (9.2.0.0)
PAGEPROMPT (9.2.0.0)
PAUSE (9.2.0.0)
RETRIEVE (9.0.0.0)
RMDIR (9.0.0.0)
SESSIONQUERY (9.0.0.0)
SHARESESSION (9.0.0.0)
SHELL (9.0.0.0)
SQL CONNECT (9.0.0.0)
SQL DISCONNECT (9.0.0.0)
SQL.DMBS (9.0.0.0)
SQL.DMBSLIST (9.0.0.0)
STRIP (9.2.0.0)
THREADEXTCALL (9.0.0.0)
TRACE (9.2.0.0)
TRANSLATE (9.0.0.0)
TRANSPORT (9.0.0.0)
WATCH (9.2.0.0)
XABORT (9.0.0.0)
XCAPORTNUMBER (9.0.0.0)
XCLOSE (9.0.0.0)
XOPEN (9.0.0.0)

Oracle Database 9iで変更された文

次に示すのは、Oracle Database 9iで大幅に変更され、それ以降は変更されていないOLAP DML文です。大幅な変更には、新しいキーワードの追加やデフォルト値の変更などがあります。カッコ内の番号は、文が大幅に変更された最新のリリースを示しています。名前が変更された文のリストは、「Oracle Database 9iで名前が変更された文」を参照してください。


CONVERT (9.2.0.0)
DECIMALCHAR (9.2.0.0)
EXPORT (9.2.0.0)
FCQUERY (9.2.0.0)
FCSET (9.2.0.0)
FILEOPEN (9.0.0.0)
FILEQUERY (9.0.0.0)
FILEREAD (9.2.0.0)
HIERHEIGHTコマンド(9.2.0.0)
IMPORT (9.0.0.0)
INFILE (9.0.0.0)
LAG (9.2.0.2)
LAGABSPCT (9.2.0.2)
LAGDIF (9.2.0.2)
LAGPCT (9.2.0.2)
LEAD (9.2.0.2)
MODEL (9.2.0.2)
MOVINGAVERAGE (9.2.0.2)
MOVINGMAX (9.2.0.2)
MOVINGMIN (9.2.0.2)
MOVINGTOTAL (9.2.0.2)
NOSPELL (9.2.0.0)
OUTFILE (9.0.0.0)
PROGRAM (9.2.0.0)
PROPERTY (9.0.0.0)
RECURSIVE (9.0.0.0)
RELATION (集計用) (9.2.0.2)
RELATION (割当て用) (9.2.0.2)
ROUND (9.0.0.0)
SYSDATE (9.2.0.0)
SYSINFO (9.2.0.2)
SYSTEM (9.2.0.0)
TALLY (10.2.0.0)
THOUSANDSCHAR (9.2.0.0)
YESSPELL (9.2.0.0)

Oracle Database 9iで名前が変更された文

Oracle Database 9iでは、次のOLAP DML文の名前が変更されました。カッコ内の番号は、文の名前が変更されたリリースを示しています。


DATABASEコマンドからAWコマンド(9.2.0.0)
DATABASEファンクションからAWファンクション(9.2.0.0)
DBDESCRIBEからAWDESCRIBE(9.2.0.0)
DBWAITTIMEからAWWAITTIME(9.2.0.0)
DEFAULTDBFSIZEからDEFAULTAWSEGSIZE(9.2.0.0)
OESEIFVERSIONからEIFVERSION(9.2.0.0)