ローカルメール別名ファイルで別名を解釈処理するには、次の手順を使用します。
詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
user1: user2@host.domain
新しい別名を指定します。
新しい別名の実際のアドレスを指定します。
# cat /etc/mail/aliases .. Postmaster: root
# cat /etc/mail/aliases .. root: user@host.domain.com
指定されたポストマスターに割り当てられているアドレスを指定します。
# newaliases
–/etc/mail/sendmail.cf の AliasFile オプションの構成によって、このコマンドがバイナリ形式で、/etc/mail/aliases.db ファイルを 1 つ生成するか、または /etc/mail/aliases.dir と /etc/mail/aliases.pag の 1 組のファイルを生成するかが決まります。
rcp または rsync コマンドを使用して 3 つのファイルをコピーできます。詳細は、rcp(1) のマニュアルページまたは rsync(1) のマニュアルページを参照してください。また、この目的のためのスクリプトを作成することもできます。
これらのファイルをコピーする場合は、newaliases コマンドをほかの各システムで実行する必要はありません。ただし、メールクライアントを追加または削除するたびにすべての /etc/mail/aliases ファイルを更新する必要があるので注意してください。
rcp または rsync コマンドを使用してこれらのファイルをコピーできます。詳細は、rcp(1) のマニュアルページまたは rsync(1) のマニュアルページを参照してください。また、この目的のためのスクリプトを作成することもできます。
これらのファイルをコピーする場合は、newaliases コマンドをほかの各システムで実行する必要はありません。ただし、メールクライアントを追加または削除するたびにすべての /etc/mail/aliases ファイルを更新する必要があるので注意してください。