Oracle® Solaris 11.2 での sendmail サービスの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

構成ファイルのバージョン

sendmail には、sendmail.cf ファイルのバージョンを定義するための構成オプションが含まれています。現在のバージョンの sendmail でも以前のバージョンの構成ファイルを使用できます。バージョンレベルには 0 から 10 の値を設定できます。また、ベンダーの定義もできます。Berkeley または Sun をベンダーとして選択できます。ベンダーを定義しないでバージョンレベルだけを設定した場合は、Sun がデフォルトとして使用されます。次の表に有効なオプションを示します。

表 3-5  構成ファイルのバージョン値
フィールド
説明
–V7/Sun
sendmail の version 8.8 で使用された設定。
–V8/Sun
sendmail の version 8.9 で使用された設定。この設定は、Solaris 8 に含まれていました。
–V9/Sun
sendmail のバージョン 8.10 と 8.11 で使用された設定。
–V10/Sun
sendmail の version 8.12、8.13、および 8.14 で使用される設定。version 8.12 は、Solaris 9 のデフォルトです。Solaris 10 以降のリリースでは、version 8.13 がデフォルトです。version 8.14 は、Oracle Solaris 11 リリースのデフォルトです。

注 - –V1/Sun は使用しないでください。詳細は、http://www.sendmail.org/vendor/sun/differences.html#4http://www.sendmail.org/vendor/sun/differences.html#4 を参照してください。

タスク情報については、Chapter 2, メールサービスの管理sendmail 構成を変更するを参照してください。