各システムは postmaster メールボックスにメールを送信できなければなりません。 postmaster の NIS 別名を作成できます。あるいは、ローカルの /etc/mail/aliases ファイルそれぞれに別名を作成することもできます。次の手順を参照してください。
postmaster 別名をローカルの各 /etc/mail/aliases ファイルに作成する場合は、次の手順に従います。
詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# cat /etc/mail/aliases # Following alias is required by the mail protocol, RFC 2821 # Set it to the address of a HUMAN who deals with this system's # mail problems. Postmaster: root
root をポストマスターに指定する個人のメールアドレスに変更します。
Postmaster: mail-address
ポストマスターとして指定された個人に割り当てられたアドレスを使用します。
ポストマスターがポストマスターメールと個人メールとを区別するために、別のメールボックスを作成できます。別のメールボックスを作成する場合は、/etc/mail/aliases ファイルを編集するときに、ポストマスターの個人メールアドレスではなくメールボックスアドレスを使用してください。詳細は、postmaster 用に別のメールボックスを作成する方法を参照してください。
postmaster 用に別のメールボックスを作成する場合は、次の手順に従います。
詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
ユーザーアカウントの追加の詳細については、Oracle Solaris 11.2 のユーザーアカウントとユーザー環境の管理 のCLI を使用したユーザーアカウントの設定と管理のタスクマップを参照してください。
# mail -f postmaster
割り当てられているアドレスを指定します。
postmaster メールボックスを /etc/mail/aliases ファイル内の別名に追加する場合は、次の手順に従います。
詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# cat /etc/mail/aliases .. root: user@host.domain.com
ポストマスターとして指定された個人に割り当てられたアドレスを使用します。
# cat /etc/mail/aliases .. sysadmin: /usr/somewhere/somefile
新しい別名の名前を作成します。
ローカルメールボックスのパスを指定します。
# newaliases