Oracle ZFS Storage Appliance の概要
Oracle ZFS Storage Appliance の構成
Oracle ZFS Storage Appliance のサービスの操作
SMB の Microsoft スタンドアロン DFS 名前空間管理ツールのサポートマトリックス
BUI を使用した SMB Active Directory の構成
NDMP の「dump」および「tar」を使用したバックアップ
CLI を使用したリモートアクセスのための SFTP の構成
BUI を使用した NIS からのアプライアンス管理者の追加
Active Directory のドメインとワークグループ
Active Directory の Windows Server でのサポート
CLI を使用した Active Directory の構成
BUI を使用してアプライアンスのステータスを配信するよう SNMP を構成
DNS は、ホスト名と IP アドレスをマップするための標準的でエンタープライズグレードの高度にスケーラブルな信頼できるメカニズムです。機能している DNS サーバーを使用することはベストプラクティスの 1 つであり、通常は最良の結果をもたらします。環境によっては、一部のホストが NIS または LDAP マップでしか解決できない場合があります。使用している環境にこれが当てはまる場合は、DNS 以外でのホスト解決を有効にし、適切なディレクトリサービスを構成します。ホスト解決に LDAP を使用する場合は、ホストマップがデータベースの標準 DN である ou=Hosts,(ベース DN) にあり、標準スキーマを使用する必要があります。このモードがネットグループによって NFS シェアで使用されるときは、クライアントシステムではアプライアンスで構成されたのと同じホスト名解決メカニズムを使用することが必要な場合があります。そうしないと、NFS シェア例外が正しく機能しない可能性があります。
DNS 以外でのホスト解決が有効になっているときも、DNS は引き続き使用されます。DNS を使ってアドレスまたはホスト名を解決できない場合にのみ、最初に NIS (有効な場合)、次に LDAP (有効な場合) が名前またはアドレスの解決に使用されます。これは、紛らわしく一見矛盾したような結果を招く可能性があります。ホスト解決の結果は、前述の getent CLI コマンドを使用して検証できます。
これらのオプションは、使用しないことが強く推奨されています。