Oracle ZFS Storage Appliance の概要
Oracle ZFS Storage Appliance の構成
Oracle ZFS Storage Appliance のサービスの操作
SMB の Microsoft スタンドアロン DFS 名前空間管理ツールのサポートマトリックス
BUI を使用した SMB Active Directory の構成
NDMP の「dump」および「tar」を使用したバックアップ
CLI を使用したリモートアクセスのための SFTP の構成
BUI を使用した NIS からのアプライアンス管理者の追加
Active Directory のドメインとワークグループ
Active Directory の Windows Server でのサポート
CLI を使用した Active Directory の構成
BUI を使用してアプライアンスのステータスを配信するよう SNMP を構成
Microsoft 管理コンソール (MMC) とは、スナップインと呼ばれる、登録されているコンポーネントの拡張フレームワークであり、ネットワーク上のローカルシステムとリモートシステムの両方に包括的な管理機能を提供します。コンピュータの管理は、Microsoft 管理コンソールツールの集まりであり、ローカルとリモートのサービスやリソースの構成、モニター、および管理に使用できます。
Oracle ZFS Storage アプライアンスのワークグループモードで MMC 機能を使用するためには、管理コンソールを使用する Windows 管理者をアプライアンスの管理者のローカルグループに必ず追加してください。そうしない場合は、MMC を使用してアプライアンスへの接続を試みたときに、Access is denied またはそれに類似したエラーが管理クライアントで表示されることがあります。
Oracle ZFS Storage アプライアンスでは、次のコンピュータの管理機能をサポートしています。
イベントビューア MMC スナップインを使用して、アプリケーションログ、セキュリティーログ、およびシステムログの表示がサポートされます。これらのログには、Oracle ZFS Storage システムの警告ログ、監査ログ、およびシステムログの内容が表示されます。次のスクリーンショットは、エラーイベントのアプリケーションログとプロパティーダイアログを示しています。
図 3-3 SMB のイベントビューア