シェアのプロパティー
すべてのプロジェクトおよびシェアには、関連するプロパティーがいくつかあります。これらのプロパティーは次のグループに分類されます。
Table 12-1 プロジェクトとシェアのプロパティー
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継承
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これはもっとも一般的なプロパティータイプで、プロジェクトとシェアの構成可能なプロパティーのほとんどを表します。プロジェクトに属しているシェアは、プロパティーのローカル設定を持つことも、親プロジェクトからその設定を継承することもできます。デフォルトでは、シェアはプロジェクトからすべてのプロパティーを継承します。プロジェクトでプロパティーが変更されると、そのプロパティーを継承するすべてのシェアが新しい値を反映して更新されます。継承されると、マウントポイントと SMB のプロパティーを除くすべてのプロパティーは親プロジェクトと同じ値になります。継承されると、これらのプロパティーはプロジェクト設定をその独自のシェア名と連結させます。
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読み取り専用
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これらのプロパティーはプロジェクトとシェアに関する統計を表すもので、変更できません。このタイプのもっとも一般的なプロパティーは、領域使用状況の統計です。
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スペース管理
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これらのプロパティー (割り当て制限と予約) はシェアとプロジェクトの両方に適用されますが、継承されません。100G の割り当て制限があるプロジェクトはシェア全体に強制的に適用されますが、明示的に設定しないかぎり、個々のシェアには割り当て制限は適用されません。
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作成時
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これらのプロパティーはファイルシステムまたは LUN の作成時に指定できますが、シェアが作成されたあとは変更できません。これらのプロパティーはディスク上のデータ構造を制御するもので、国際化設定、大文字と小文字の区別、およびボリュームのブロックサイズが含まれます。
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プロジェクトのデフォルト
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これらのプロパティーはプロジェクトで設定されますが、プロジェクト自体には影響しません。これらのプロパティーは、ファイルシステムまたは LUN の作成時に初期設定を生成するために使用され、共通の継承不可能なプロパティーセットがシェアに含まれている場合に役立つことがあります。これらのプロパティーを変更しても既存のシェアには影響しないため、シェアの作成前または作成後に変更できます。
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ファイルシステムローカル
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これらのプロパティーはファイルシステムにのみ適用され、ファイルシステムのルートディレクトリの管理に便利なプロパティーです。これらをプロジェクトで設定することはできません。これらのアクセス制御プロパティーは帯域内プロトコル操作によっても設定できます。
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LUN ローカル
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これらのプロパティーは LUN にのみ適用され、継承されません。これらをプロジェクトで設定することはできません。
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カスタム
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これらはユーザー定義プロパティーです。詳細は、 スキーマを参照してください。
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