シェア - SMB
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「リソース名」- SMB クライアントがこのシェアを参照するときに使用する名前。リソース名「オフ」はどの SMB クライアントもこのシェアにアクセスできないことを示し、リソース名「on」はこのシェアがファイルシステムの名前でエクスポートされることを示します。
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「アクセスベースの列挙を有効化」- このオプションを有効にすると、アクセスベースの列挙が実行されます。アクセスベースの列挙では、クライアントの資格に基づいてディレクトリのエントリがフィルタリングされます。クライアントがファイルまたはディレクトリに対するアクセス権を持っていない場合、クライアントに返されるエントリのリストでそのファイルは省略されます。このオプションはデフォルトで無効になっています。
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「DFS 名前空間です」- このプロパティーは、このシェアが独立した DFS 名前空間としてプロビジョニングされるかどうかを示します。
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「シェアレベル ACL」- シェア内のファイルまたはディレクトリの ACL と組み合わされることで、そのファイルの実質的なアクセス権を決定する ACL。デフォルトでは、この ACL はすべてのユーザーに完全な制御を許可します。この ACL は、ファイルの ACL の上にもう 1 段のアクセス制御を提供して、より詳細なアクセス制御構成を可能にします。このプロパティーは、SMB リソース名を構成することによってファイルシステムがエクスポートされたあとでのみ構成できます。ファイルシステムが SMB プロトコルでエクスポートされない場合は、シェアレベルの ACL を設定しても何も効果はありません。
同じシステムの 2 つの SMB シェアに、同じリソース名を使用することはできません。プロジェクトから継承されるリソース名には特殊な動作があります。詳細は、プロジェクトを参照してください。リソース名には、次の文字を除く任意の 80 文字未満の英数字を含めることができます。
" / \ [ ] : | < > + ; , ? * =
アクセスベースの列挙を有効にすると、クライアントが開くことができないファイルがディレクトリエントリとしてクライアントに表示されることがあります。ディレクトリエントリがフィルタリングされるのは、クライアントがそのファイルに対して何もアクセス権を持っていない場合だけです。たとえば、ACL で読み取りアクセス権だけが付与されている場合に、クライアントが読み取り/書き込みアクセスのためにファイルを開こうとすると、そのリクエストは失敗しますが、ファイルはエントリのリストに含まれたままです。