Oracle® Solaris 11.2 ソフトウェアの追加と更新

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更新: 2014 年 7 月
 
 

ファセット値の表示と変更

pkg change-facet コマンドを使用してこのイメージにローカルで設定されたか親イメージから継承された、すべてのファセットの現在の値とソースを表示するには、pkg facet コマンドを使用します。たとえば、非大域ゾーンは大域ゾーンからのファセット設定を継承します。

$ pkg facet
FACETS              VALUE
facet.locale.en_US  True
facet.locale.en     True
facet.locale.*      False

ファセットの値を変更するには、pkg change-facet コマンドを使用します。

ファセットの値を None に設定すると、ファセットの仕様が現在のイメージから削除されます。

次のコマンドは、多数のパッケージが影響を受けるため、大量の出力が生成されます。新しい BE はデフォルトで作成されませんが、バックアップ BE が作成される可能性があります。BE が作成される状況については、ブート環境ポリシーイメージのプロパティーを参照してください。-n オプションを使用すると、この操作を -n なしで実行した場合に何が変更されるかが表示されますが、コマンドによって実際の変更は行われません。

$ pkg change-facet -nv 'facet.locale.*=true'
            Packages to update:      851
     Variants/Facets to change:        1
     Estimated space available: 49.88 GB
Estimated space to be consumed:  3.13 GB
       Create boot environment:       No
Create backup boot environment:      Yes
          Rebuild boot archive:       No

Changed variants/facets:
    facet facet.locale.*: True
Changed packages:
solaris
  ...