起点は、パッケージのメタデータ (カタログ、マニフェスト、検索インデックスなど) とパッケージの内容 (ファイル) の両方を含むパッケージリポジトリです。イメージ内の特定のパブリッシャーに対して複数の起点が構成されている場合、IPS クライアントは、パッケージデータの取得元として最適な起点を選択しようとします。
ミラーは、パッケージの内容のみを含むパッケージリポジトリです。ミラーリポジトリからパッケージをインストールおよび更新するクライアントは、起点リポジトリからメタデータをダウンロードする必要があります。IPS クライアントがパッケージのコンテンツをミラーからダウンロードする場合でも、クライアントはパブリッシャーのカタログを取得するために起点にアクセスします。パブリッシャーに対してミラーが構成されている場合、IPS クライアントは、パッケージの内容の取得にミラーを優先します。イメージ内の特定のパブリッシャーに対して複数のミラーが構成されている場合、IPS クライアントは、パッケージの内容の取得元として最適なミラーを選択しようとします。すべてのミラーにアクセスできない、必要な内容がない、または遅くなる場合、IPS クライアントは起点から内容を取得します。詳細は、pkg(5) マニュアルページのパブリッシャーおよびリポジトリに関するセクションを参照してください。