Oracle® Solaris 11.2 ソフトウェアの追加と更新

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更新: 2014 年 7 月
 
 

更新操作のプレビュー

次のコマンドは、更新によって実際にどのパッケージがインストールされるか (存在する場合) を示しています。-v オプションが指定されているため、このコマンドは、完全な FMRI (複数のバージョンを含む) の 627 のすべてのパッケージが更新され、3 つのパッケージが削除され、1 つの新しいパッケージがインストールされることを示しています。この例では、その出力のほとんどが省略され、entire パッケージのみが示されています。-n オプションが指定されているため、実際に更新は実行されません。-n オプションなしで更新を実行する前に、この出力を確認してください。

$ pkg update -nv
            Packages to remove:        3
           Packages to install:        1
            Packages to update:      627
     Estimated space available: 48.43 GB
Estimated space to be consumed:  3.14 GB
       Create boot environment:      Yes
     Activate boot environment:      Yes
Create backup boot environment:       No
          Rebuild boot archive:      Yes

Changed packages:
solaris
...
  entire
    0.5.11,5.11-0.175.0.10.0.5.0:20120803T182627Z -> 0.5.11,5.11-0.175.1.0.0.24.2:20120919T190135Z
...

前の例は、Oracle Solaris 11.1 の pkg:/entire incorporation パッケージがインストールされることを示しています。

  • それに応じて、entire incorporation によって制約されているすべてのインストール済みパッケージが更新されます。

  • パッケージ FMRI が指定されなかったため、entire incorporation によって制約されていないインストール済みパッケージもすべて更新されます。すべてのインストール済みパッケージが、システムの制約で許可された最新バージョンに更新されます。この制約は、インストール済みパッケージの依存関係およびパブリッシャーの構成によってシステムに課せられるものです。

  • 更新されたインストール済みパッケージで新しい依存関係が指定されている場合は、インストール済みパッケージが削除され、新しいパッケージがインストールされる可能性があります。