Chapter 2, ソフトウェアパッケージに関する情報の取得で説明しているコマンドには、特別な権限を使用する必要はありません。IPS パッケージのインストールや、オペレーティングシステムのアップグレード、パブリッシャーおよびイメージプロパティーの構成などのタスクには、さらに強い権限が必要になります。必要な権限を取得するには、次のいずれかの方法を使用します。必要なプロファイルまたは役割を判別する方法など、プロファイルおよび役割に関する情報の詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 を参照してください。
profiles コマンドを使用して、自分に割り当てられている権利プロファイルを一覧表示します。たとえば、ソフトウェアインストールに関連する権利プロファイルがある場合、pkg および beadm コマンドを使用して、パッケージのインストールと更新、およびブート環境の管理を行うことができます。
roles コマンドを使用して、自分に割り当てられている役割を一覧表示します。たとえば、root 役割を持つ場合、root パスワードで su コマンドを使用して、root 役割になることができます。
サイトのセキュリティーポリシーに応じて、自分のユーザーパスワードで sudo コマンドを使用し、特権コマンドを実行できる場合があります。