Oracle® Solaris 11.2 デスクトップユーザーズガイド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

セッションの設定

「自動起動するアプリ」設定ツールでは、セッションを管理できます。セッション設定を行なったり、セッション開始時にどのアプリケーションを起動するかを指定したりできます。Oracle Solaris デスクトップ上のアプリケーションの状態を保存して、別のセッションを開始するときに状態を復元するように、セッションを構成できます。この設定ツールを使って複数の GNOME セッションを管理することもできます。

次の機能領域の設定をカスタマイズできます。

  • セッションオプション

  • 自動起動するプログラム

複数のセッションを管理したり、現在のセッションの設定を行なったりするには、「オプション」タブを使用します。次の表に、変更可能なセッションオプションの一覧を示します。

表 10-16  セッションオプション
ダイアログ要素
説明
ログアウト時に実行中のアプリを自動的に記憶しておく
ログアウトするときにセッションマネージャーがセッションの状態を保存する場合は、このオプションを選択します。ログアウトするときに、セッションが管理するアプリケーションのうち開いているものと、セッションが管理するそれらのアプリケーションに関連付けられた設定をセッションマネージャーが保存します。セッションを次回開始する際に、保存された設定を使ってアプリケーションが自動的に起動します。
現在実行中のアプリを記憶しておく
セッションマネージャーがセッションの現在の状態を保存する場合は、このオプションを選択します。セッションが管理するアプリケーションのうち開いているものと、セッションが管理するそれらのアプリケーションに関連付けられた設定をセッションマネージャーが保存します。セッションを次回開始する際に、保存された設定を使ってアプリケーションが自動的に起動します。