タイムスライダサービスは、ファイルの自動スナップショットを 15 分ごとに作成します。システム管理者がタイムスライダを有効にしている場合は、ファイルマネージャーアプリケーションを使用して、古いバージョンのファイルを参照して復旧できます。
この手順を使用して、特定フォルダに使用可能なスナップショットのリストを表示します。
「タイムスライダ」ペインには、フォルダで使用可能なスナップショットが時間順に並んだバーとして表示されます。次の図に示すように、もっとも古いスナップショットは左に表示され、現在の状態は「今」というラベルで右に表示されます。
「タイムスライダ」ペインの各スナップショットについて:
バーの高さは、スナップショットのデータ量を示します。バーが高くなるほど、前のスナップショットからのファイルシステムの変更数が大きくなります。
バーの外観は、スナップショットの種類を示します。
塗りつぶしなし: ローカルスナップショットのみ、外部バックアップなし
塗りつぶし: ローカルスナップショットと外部バックアップ
丸い頭部: 自動タイムスライダスナップショット
四角い頭部: 手動スナップショット
複数のスナップショットが表示されている場合は、「タイムスライダ」ペインのドロップダウンリストを使用して、タイムラインをフィルタリングできます。次のオプションを指定できます。
すべて: 既存のスナップショットをすべて表示します。
今日: 今日作成されたスナップショットのみを表示します。
昨日: 前日に作成されたスナップショットのみを表示します。
今週: 今週の日曜日以降に作成されたスナップショットを表示します。
先週: 前の日曜日から土曜日までの間に作成されたスナップショットを表示します。
今月: 今月の 1 日以降に作成されたスナップショットを表示します。
先月: 前月の 1 日から 31 日までの間に作成されたスナップショットを表示します。
今年: 今年の 1 月 1 日以降に作成されたスナップショットを表示します。
去年: 昨年の 1 月 1 日から 12 月 31 日までの間に作成されたスナップショットを表示します
「タイムスライダ」ペインをもう一度非表示にするには、ペインの右上にある「閉じる」ボタンをクリックします。または、「表示」 -> 「復元」を選択して「タイムスライダ」ツールバーボタンをクリックするか、またはペインが表示されているときに Ctrl+E を押します。
「ファイル・マネージャ」ウィンドウの内容が更新されて、スナップショットが作成されたときに存在していたファイルが表示されます。
「ファイル・マネージャ」ウィンドウの内容が更新されて、スナップショットが作成されたときに存在していたファイルが表示されます。
比較できる別のバージョンがない場合は、「バージョンの調査」ではなく「バージョンはありません」がメニューに表示されます。
「タイムスライダファイルバージョンエクスプローラ」ウィンドウが表示されます。
以前のバージョンのファイルを編集する必要がある場合は、まず作業環境に復元する必要があります。この手順を使用して、以前のバージョンのファイルを復元します。
「ファイル・マネージャ」ウィンドウの内容が更新されて、スナップショットが作成されたときに存在していたファイルが表示されます。
タイムスライダがスナップショットを自動で作成するまで待つのではなく、ファイルのスナップショットを手動で作成する必要がある場合があります。
ファイルマネージャーの手動スナップショットが「タイムスライダ」パネルに表示されます
特定のスナップショットが必要なくなったことが確かである場合は、手動スナップショットであるのか自動タイムスライダスナップショットであるのかに関係なく、次の手順を使用して削除できます。
この手順は永続的であり、取り消すことはできないため、この手順を実行するには、root ユーザーとしてログインして root パスワードを指定する必要があります。