ファイルマネージャーでは、コンピュータ上で実行できるスクリプト言語で記述されたスクリプトを実行できます。スクリプトは通常、ファイルマネージャー拡張を使用するよりも動作が単純です。スクリプトを実行するには、「ファイル」 -> 「スクリプト」を選択してから、実行するスクリプトをサブメニューから選択します。
特定のファイルでスクリプトを実行するには、ファイルを表示ペインで選択します。「ファイル」 -> 「スクリプト」を選択してから、ファイルで実行するスクリプトをサブメニューから選択します。スクリプトを実行するファイルを複数選択することもできます。コンテキストメニューからスクリプトにアクセスすることもできます。
ファイルマネージャーには、スクリプトを格納できる特殊なフォルダが含まれています。このフォルダ内のすべての実行可能ファイルが「スクリプト」メニューに表示されます。スクリプトフォルダは、$HOME/.gnome2/nautilus-scripts にあります。
スクリプトをインストールするには、スクリプトフォルダにスクリプトをコピーし、ユーザーに実行可能アクセス権を割り当てます。
スクリプトフォルダの内容を表示するには、「ファイル」 -> 「スクリプト」 -> 「このフォルダを開く」を選択します。スクリプトがまだない場合は、ファイルマネージャーを使ってスクリプトフォルダにナビゲートします。スクリプトを表示するために隠しファイルを表示する必要がある場合には、「表示」 -> 「隠しファイルを表示する」を選択します。
ローカルフォルダから実行すると、選択されたファイル名がスクリプトに渡されます。リモートフォルダから実行すると、スクリプトにパラメータは渡されません。
次の表に、スクリプトに渡される変数を示します。
|