Oracle® Solaris 11.2 デスクトップユーザーズガイド

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 7 月
 
 

「モニター」設定ツール

コンピュータが使用するモニターを構成するには、「モニター」設定ツールを使用します。


注 - ほとんどのラップトップキーボードでは、「モニターの設定」を起動することなく、キーの組み合わせ Fn+F7 を使っていくつかの標準モニター構成を切り替えることができます。

「モニター」設定ツールを表示するには、「システム」 -> 「設定」 -> 「モニター」を選択します。

モニターの配置方法を設定するには、ウィンドウの左上部分でモニターのグラフィカル表現をドラッグします。「モニターの設定」には、どの四角形がどのモニターに対応しているかを見分けやすいように、各モニターの左上隅に小さいラベルが表示されています。

「モニターの設定」で行う変更は、「適用」ボタンをクリックするまで適用されません。変更を確定しない場合は、設定は以前の設定に戻ります。これは、不正なディスプレイ設定によってコンピュータが使用できなくなるのを防ぐためです。

次の表では、モニター設定について説明します

表 10-12  モニターの設定
ダイアログ要素
説明
すべてのモニターで同じ画像
このオプションを選択すると、デスクトップ全体が 1 つのモニターにいっぱいになり、すべてのモニターにデスクトップの同じコピーが表示されます。選択しない場合は、デスクトップは複数のモニターにまたがって表示され、各モニターにはデスクトップ全体の一部だけが表示されます。
モニターの検出
最近追加またはプラグインされたモニターを検索します。
モニターをパネルに表示する
「モニター」設定ツールを開かずに特定の設定をすばやく変更できるアイコンをパネルに追加します。

次のリストでは、モニターごとに設定可能なオプションについて説明します。現在選択されているモニターは、グラフィカル表現が太字の黒い枠線で囲まれています。セクションラベルの背景色によっても示されます。

  • 有効/無効 – 個々のモニターは、「無効」を選択することで完全に無効にできます。

  • 解像度 – 現在選択されているモニターで使用する解像度を決定します。解像度とは、画面のピクセル寸法のことです。解像度が高いほど画面に収まる項目の数も増えますが、すべてが小さくなります。

  • リフレッシュレート – 現在選択されているモニターで使用するリフレッシュレートを決定します。リフレッシュレートによって、コンピュータが画面を再描画する頻度が決まります。リフレッシュレートが低すぎると (60 未満)、モニターがちらつき、視覚的な不快感を感じる場合があります。LCD ディスプレイでは、この問題があまり目立たなくなります。

  • 回転 – 現在選択されているモニターの回転を決定します。このオプションは、すべてのグラフィックスカードでサポートされているわけではありません。