タイムスライダが有効な場合、自動スナップショットは次のように削除されます。
frequent スナップショットは、1 時間後に削除されます
hourlyスナップショットは、1 日後に削除されます
dailyスナップショットは、1 週後に削除されます
weeklyスナップショットは、1 か月後に削除されます
ファイルシステムの使用率が 80% を超えると、ファイルシステム上のもっとも古いスナップショットが 1 つ以上削除されます
スナップショットは、必要に応じて手動で削除することもできます。詳細は、How to Delete an Existing Snapshot From Time Sliderを参照してください。
もっとも古いスナップショットを自動的に削除するための、空きディスク容量しきい値を変更できます。詳細は、How to Change the Storage Space Available to Snapshotsを参照してください。
すべての ZFS ファイルシステムでスナップショットを作成して格納する必要がない場合は、どのファイルシステムを含めるかまたは除外するかを選択できます。詳細は、How to Choose a Specific ZFS File System to Snapshotを参照してください。
保護を高めるため、各タイムスライダスナップショットを外部ストレージデバイスに自動でコピーできます。詳細は、How to Replicate Snapshots to an External Storage Deviceを参照してください。
リストは、ファイルシステムおよび SMF サービス (frequent、hourly、daily、weekly、またはmonthly) ごとにフィルタリングできます。
デフォルトで、タイムスライダは ZFS ファイルシステム使用率が 80% になるまで、そのファイルシステムで新しいスナップショットを作成します。その値に達すると、タイムスライダはもっとも古い自動スナップショットを 1 つ以上必要に応じて自動的に削除し、ファイルシステムの使用率を 80% 以下に戻します。
このしきい値は、70% と 90% の間で任意の値を設定できます。この値は、すべての ZFS ファイルシステムに適用されます。しきい値を変更するには、この手順を使用します。
デフォルトで、タイムスライダはすべての ZFS ファイルシステムのスナップショットを作成します。この手順を使用して、タイムスライダサービスがスナップショットする特定のファイルシステムセットを指定します。
データ保護を高めるため、タイムスライダは作成した各スナップショットを外部ストレージデバイスに複製できます。この機能を有効にするには、この手順を使用します。