手動で障害をクリアする

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PSH で障害が検出されると、これらの障害は記録され、コンソールに表示されます。ほとんどの場合、障害が修復されたあとに、サーバーが修正後の状態を検出し、障害状態は自動的に修復されます。ただし、この修復は検証する必要があります。障害状態が自動的にクリアされていない場合は、その障害を手動でクリアする必要があります。

障害のある FRU を交換したあとで、サーバーの電源を入れます。
サーバーの再稼働を参照してください。
ホストプロンプトで、交換した FRU についてまだ障害状態が示されるかを確認します。
障害の有無を確認するを参照してください。
- 障害が報告されない場合、これ以上何も行う必要はありません。以降の手順を実行しないでください。
- 障害が報告された場合、Step 3 に進みます。

すべての永続的な障害記録からその障害をクリアします。
場合によっては、障害をクリアしても一部の永続的な障害情報が残り、ブート時に誤った障害メッセージが表示されることがあります。このようなメッセージが表示されないようにするには、次の PSH コマンドを入力します。
```
faultmgmtsp> fmadm acquit UUID 
```
必要に応じて、サーバーをリセットします。
場合によっては、fmadm faulty コマンドの出力に、障害のあるコンポーネントに関する次のメッセージが含まれていることがあります。
```
Component faulted and taken out of service
```
このメッセージが出力に表示された場合は、その障害を手動で修復したあとでサーバーをリセットする必要があります。
```
faultmgmtsp> exit
-> reset /System
Are you sure you want to reset /System? y
Resetting /System ...
```

SPARC T7-4 サーバーサービスマニュアル

手動で障害をクリアする

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