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SPARC T7-4 サーバーサービスマニュアル

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更新: 2016 年 10 月
 
 

PCIe ルートコンプレックス接続について

16 個すべての PCIe スロットが、次の特性を持つ PCIe カードをサポートしています。

  • ホットプラグロープロファイルアダプタ

  • x8 Gen1、x8 Gen2、および x8 Gen3 カード

さらに、次の PCIe スロットでは、全帯域幅で x16 Gen3 カードをサポートします。

  • スロット 3

  • スロット 4

  • スロット 7

  • スロット 8

  • スロット 11

  • スロット 12

  • スロット 15

  • スロット 16

ルートコンプレックスとは、PCIe I/O ファブリックに基礎を提供する CMP 回路のことです。各 PCIe I/O ファブリックは、ルートコンプレックスに関連付けられた PCIe スイッチ、PCIe スロット、およびリーフデバイスで構成されます。PCIe ルートコンプレックスと PCIe I/O ファブリックとの関係を理解しておくと、Oracle VM Server for SPARC の論理ドメインを構成するときにデバイスを正しく割り当てるために役立ちます。

image:デュアル PM ルートコンプレックストポロジを示す図。

この図は、4 つの CPU と 16 個の PCIe I/O スロットの間のルートコンプレックス接続を示しています。各 CPU は、すべての I/O ルートコンプレックスファブリックをサポートしています。単一の PM 構成では、すべての PCIe スロットを利用できます。さらに、PM1 がオフラインになった場合でも、16 個すべての PCIe スロットがそのまま利用できます。

図に示されているポート ID の値は、showdevs コマンドの出力で報告される pci@ の値に対応しています。

PCIe スロット
デバイスパス
MR
IOS
RP
最大帯域幅
スロット 1
/pci@305/pci@2
MR0
0
1
x8
スロット 2
/pci@305/pci@1
MR0
0
0
x8
スロット 3
/pci@306/pci@1
MR0
3
0
x16
スロット 4
/pci@307/pci@1
MR0
2
0
x16
スロット 5
/pci@308/pci@2
MR1
0
1
x8
スロット 6
/pci@308/pci@1
MR1
0
0
x8
スロット 7
/pci@309/pci@1
MR1
3
0
x16
スロット 8
/pci@30a/pci@1
MR1
2
0
x16
スロット 9
/pci@30b/pci@2
MR2
0
1
x8
スロット 10
/pci@30b/pci@1
MR2
0
0
x8
スロット 11
/pci@30c/pci@1
MR2
3
0
x16
スロット 12
/pci@30d/pci@1
MR3
1
0
x16
スロット 13
/pci@30e/pci@2
MR3
0
1
x8
スロット 14
/pci@30e/pci@1
MR3
0
0
x8
スロット 15
/pci@30f/pci@1
MR3
3
0
x16
スロット 16
/pci@310/pci@1
MR3
2
0
x16

2 番目のプロセッサモジュールを追加したあとでルートコンプレックスの変更を確認する場合は、サーバーのアップグレードプロセスに戻ります。

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