サーバーのアップグレードプロセス
SPARC T7-4 サーバーでは、2 プロセッサモジュール構成をサポートしています。
プロセッサモジュールは、認定された保守要員だけが交換できるコールドサービスコンポーネントです。プロセッサモジュールの位置については、フロントパネルのコンポーネント (保守)を参照してください。
| 注意 -
これらの保守手順では、静電放電に弱いコンポーネントを取り扱う必要があります。この静電放電は、サーバーコンポーネントの障害の原因となる可能性があります。
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次の表に、フル構成にサーバーをアップグレードする手順を示します。
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1.
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アップグレードコンポーネントをそのパッケージから取り出して、静電気防止用マットの上に置きます。
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2.
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新しいプロセッサモジュールからカバーを取り外します。
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3.
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プロセッサモジュール内の DIMM フィラーをすべて取り外します。DIMM フィラーを取り外す手順は、DIMM を取り外す手順と同じです。
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4.
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サーバーに適した DIMM であることを確認します。すべての DIMM が 16G バイトか 32G バイトのどちらかである必要があり、サーバーにすでに取り付けられている DIMM のサイズと容量に一致している必要があります。
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5.
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DIMM を取り付けます。
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6.
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サーバーに障害がないかを調べます。障害が存在する場合は、これを修正し、サーバーからクリアしてからアップグレードを続ける必要があります。
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7.
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サーバーをシャットダウンします。
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8.
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プロセッサフィラーモジュールをスロット 1 から取り外します。
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9.
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新しいプロセッサモジュールをスロット 1 に取り付けます。
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10.
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サーバーを稼働状態に戻します。
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11.
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取り付けを検証します。障害が存在する場合は、これを修正し、サーバーからクリアする必要があります。
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12.
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ルートコンプレックスの変更を確認します。
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13.
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PCIe カードのロードバランシングを確認します。アップグレードでロードバランシングのガイドラインが変更した場合でも、既存の PCIe カードを動かす必要はありません。
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