Netra Modular System サービスマニュアル補足

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更新: 2016 年 6 月
 
 

Oracle Server X6-2M の相違点

Oracle Server X6-2M は、Oracle Server X6-2 のカスタマイズされたモジュラーバージョンです。これらは Netra Modular System での Oracle Server X6-2M の相違点です。

  • システムからノードを取り外すためのレバーが緑色のホットスワップレバーからサムプルレバーに置き換わりました。

  • 電源ボタンを押したあと、緑色の電源/OK LED が点滅し始めて、ホットスワップが開始されたことを示します。Oracle Server X6-2M の LEDを参照してください。

  • FBA によりプラグアンドプレイ機能が提供され、配線プロセスがなくなりました。この機能はサーバー間のもっとも重要な物理的相違点です。

  • モジュラーシステムではノードの存在を検出するためにシリアルポートが使用されるため、シリアルコンソールは使用できません。SP へのアクセスは、FMM のスイッチを介したネットワーク (NET_MGT) ポート経由で行われます。FMM シリアルポートを参照してください。

  • ノードの電源装置は、保守可能な CRU アイテムではありません。

  • BIOS はカスタマイズされます。

  • Oracle ILOM 機能の一部が使用できないか、または制限があります。

  • Oracle Quad 10G ビット Ethernet アダプタを含む出荷時の構成が利用できます。スイッチとノードの構成を参照してください。

  • DVD ドライブは使用できません。


注 -  ノードとアクセスはその保守可能コンポーネント (DIMM、ハードドライブ、バッテリ、ファン) では Oracle Server X6-2 と同じであるため、これらの Oracle Server X6-2M コンポーネントを保守する手順もほぼ同じです。主な違いは、一部の FRU にアクセスするためには、FBA を取り外すしかないことです。

モジュラーシステム内のノード上の Oracle ILOM は、Oracle ILOM のドキュメントに記載されている標準の Oracle ILOM インタフェースをすべてサポートしています。

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