各 PDU には、6 つの回路遮断器 (コンセントグループごとに 1 つずつ) が含まれています。これらの回路遮断器は、コンポーネントが損傷したり、作業員がけがをしたりしないようにするための安全装置です。回路の過負荷、短絡、または別の障害状態が検出されると、回路遮断器が切れて、コンセントグループへの電力供給が断たれます。
通常オン (|) の位置で動作しているとき、回路遮断器は PDU の側面とぴったり重なっています。回路遮断器が切れてオフ (0) の位置になっているときは、PDU の側面からはみ出しています。
モジュラーシステムには、手動で遮断器をリセットできるだけの十分な空間がないため、特別な PDU 回路遮断器リセットツールが備わっています。このツールを使用すると、モジュラーシステムの背面から PDU 回路遮断器をリセットできます。
各ノードには 2 台の電源装置 (PS0 と PS1) があります。モジュラーシステムの背面から見ると、PS0 は左側の PDU に、PS1 は右側の PDU に接続されています。PDU 遮断器が切れると、その遮断器グループに含まれているすべての PSU への電力供給が停止して、障害イベントが生成されます。
障害の発生した PSU を検出しているすべてのノードで、オレンジ色の保守 LED が点灯します。システム管理ソフトウェアは PS0 または PS1 の障害状態を検出したあと、メジャーシステム障害 LED を点灯して、イベントとアラームの両方をそのクライアントに送信します。モジュラーシステムの LEDを参照してください。
![]() | 注意 - けがやコンポーネントの損傷を防ぐため、必ず回路遮断器が切れた原因を突き止めてからリセットしてください。 |