PDU にアクセスできるようにする
複数のシステムが隣り合っている場合など、サイドパネルや PDU への物理的なアクセスが十分にできない場所にモジュラーシステムが取り付けられている場合は、障害のある PDU が含まれているモジュラーシステムを移動する必要があります。
注 -
床にモジュラーシステムがコンクリート用アンカーボルトで取り付けられている場合は、モジュラーシステムを再度固定するために、M12 トルクレンチが 1 つと新しい M12 コンクリート用アンカーおよびボルト (Hilte HSL-3-B M12/25 など) が 10 本ずつ必要です。
-
モジュラーシステムキャビネットの前面と背面のドアを取り外します。
-
モジュラーシステムにアクセスするためにそれを移動する必要がある場合は、次の手順を実行します。
-
安全のための注意事項に従います。
安全のための注意事項を参照してください。
-
モジュラーシステムから I/O ケーブルを外します。
-
もう一方の PDU への電源コードを外します。
-
モジュラーシステムが床に取り付けられている場合は、M12 トルクレンチを使ってアンカーボルトを取り外し、使用済みのアンカーボルトを破棄します。
-
耐震ブラケットを取り外します。
-
システムにキャスタローラーが付いている場合は、それらのロックを解除します。
-
2 人の作業員で、サイドパネルを取り外して PDU の交換を行えるだけのスペースを確保できる近くの場所にモジュラーシステムを慎重に移動します。
Netra Modular System 設置ガイド の モジュラーシステムを設置場所に移動する
 | 注意 -
サイドパネルのアースストラップは、サイドパネルを部分的に取り外すまでは見えません。サイドパネルを取り外すときにアースストラップを損傷しないように注意してください。
|
-
サイドパネルを取り外し、交換する PDU に対応するアースストラップを外します。
-
耐震面を取り外します。
-
ケーブルを耐震面に固定しているストラップをすべて取り外します。
-
耐震面へのアースストラップを取り外します。
-
T-30 トルクスねじ回しを使用して、耐震面を RETMA レールトップハットに接続している 24 本のねじを取り外し、それらを取っておきます。
 | 注意 -
次の手順で、上部の 4 本のねじを最後に取り外します。これらの最後の 4 本のねじは耐震面を支えながら取り外してください。
|
-
T-30 トルクスねじ回しを使用して、耐震面をフレームに接続している 30 本のねじを取り外し、それらを取っておきます。
-
カプラーパネルをその支持ブラケットに固定している 4 本のねじを取り外してから、カプラーパネルを邪魔にならない所に慎重に引き出します。
注 -
カプラーパネルからケーブルを外さないでください。
カプラーパネルを取り外すを参照してください。
-
次を取り外します。
-
スロット 40 にあるスイッチまたはスイッチが存在しない場合はブロックアセンブリ。
-
交換用 PDU 側のスロット 40 の背面スイッチサイドレール。
-
障害のある PDU が 24 kVA の場合は、スロット 39 のスイッチおよび背面スイッチサイドレール。
Ethernet スイッチの保守を参照してください。
-
障害のある PDU を取り外します。
PDU を取り外すを参照してください。